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派遣切り 4割が再就職のあっせんなし

   派遣切り問題で、派遣先の約4割が新たな再就職をあっせんしていないことが2009年2月12日、厚生労働省の調べで分かった。就業機会の確保を図るなどとした厚労省の指針が守られず、再就職先があっせんされたケースは約6%に留まっている。

   新たな就業機会の確保を図ったかについて、「図っていない」が44.4%と最多で、次いで「努力したが確保できない」が37.9%だった。一方、派遣が切られた後の仕事については、「事業縮小で労働力の補充は必要ない」が58.8%で最も多かった。