安全・確実投資やはり「金」 デフレ下で再び人気急上昇

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   「金」の価格が再び上昇気配にある。米ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金価格は直近で1トロイオンス=970~990ドルで推移しているが、2月20日には1005.40ドルと1000ドルを突破して11か月ぶりの高値を付けた。この1か月で100ドル超も上昇し、過去最高値の、2008年3月の1030.80ドルも見えてきた。一般的に、インフレ懸念が高まると価格が上昇するといわれる金だが、どうやら「デフレ」にも強いようだ。

2週間でグラム400円近い上昇

   ニューヨークやロンドンでの値上がり傾向を受けて、日本でも金価格が上がっている。国内貴金属大手の田中貴金属工業によると、2009年2月25日の金の小売価格は、1グラムあたり3180円で取引された。同18日に3000円台に乗り、2週間前に比べると400円近い上昇。ピークだった08年3月の勢いを取り戻したようだ。

   田中貴金属によると、店頭での売買状況は「売り買い半々ぐらい」という。安いときに購入した人が、利益を確定しようと売りに来ているだけでなく、「まだ値上がりする」との期待をもって購入する人もいる。最近は、インターネットを通じて手軽に買えるので、若者層にも金投資が広がり、これが価格上昇にもつながっている。

   「金融商品の一つとして、他の投資商品とのポートフォリオの一環として考えて買う人が増えているため、売買が交錯しているのだろう」(貴金属部)と話す。

原油も為替も関係なし 世界中で値上がり

   金価格に連動する上場投資信託(金ETF)への投資も増えている。ロンドン市場に連動する「SPDR(R)ゴールド・シェア受益証券」が上場している東京証券取引所によると、「株式相場の下落などによって、株価指数連動型などのETFが伸び悩むなか、金ETFはこの冬で一番好調」という。1月26日に一口7980円だった価格は、2月25日には9190円に。この1か月で約1200円上昇した。

   大阪証券取引所の金ETFも好調。2月24日の売買高は約33万口で、ピークの08年3月の1日40~50万口に近づいてきた。

   「いま価格が上昇している投資商品は金だけ」と田中貴金属はいう。その原因は、安定資産としての金の魅力が再評価されたから。

   たとえば、08年3月の金価格は、原油価格の高騰に引っ張られていた側面もある。原油価格は08年夏のピークの3分の1にまで下落、現在は1バレル約50ドルで推移していて、金の価格上昇とはまったく連動していない。

   また、米国だけでなく、欧州やインド、中国でも金が値上がりしている。

   田中貴金属は「株式も、コモディティも下落が続き、安定した価格形成にある金に注目が集まった。金融商品として、いわば消去法の結果、投資資金が流れてきている」と分析している。

   一般的に、金はインフレヘッジとみなされるが、それもいまの投資環境では関係ないようで、「デフレにも強い金」になっているわけだ。

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