16年前の住所に銃弾送付 NHK「脅迫事件」の不可解

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   全国各地のNHKで、脅迫めいた事件が相次いでいる。福岡放送局(福岡市)で爆発事件が起こったのを皮切りに、福岡局を含む4放送局宛てに、銃弾らしき金属と「赤報隊」と書かれた紙が印刷された紙が同封された郵便物が送りつけられた。福岡局の場合、16年前の住所に送付するなど不可解な事実もあり、犯行動機は不明なままで、困惑は広がるばかりだ。

「赤報隊」と印刷されたB5版の紙

東京のNHKにも不審物は送りつけられた
東京のNHKにも不審物は送りつけられた

   2009年2月22日に、福岡放送局の1階玄関で、爆発事件が起こった。防犯カメラには不審な男の姿が残されており、男は、ポリタンクやガスボンベなどが入ったバッグを現場に置いて立ち去ったことが分かっている。男がバッグの中のものに火を付けて爆発させたものとみられている。

   これだけでも、「報道機関への脅迫」とも受け止められる悪質な犯行だが、その直後には、不審な郵便物が全国の4放送局に送りつけられた。

   2月23日夕方には、NHK放送センター(東京都渋谷区)に、差出人名が書かれていない日本郵政の定型小包「エクスパック500」が届き、開封したところ、「赤報隊」と印刷されたB5版の紙が見つかり、紙にはライフル銃の実弾のような金属が貼り付けられていた。消印は「2・23 神田」とあった。「赤報隊」とは、1987年の「朝日新聞阪神支局襲撃事件」=02年に公訴時効=をはじめとする一連の事件の犯行声明に記されていた名前だ。

   翌2月24日には、福岡・札幌・長野の3放送局にも、同様の郵便物が送りつけられていたことが確認された。消印や内容物が東京に届いたものと同じことから、同一人物の犯行と見られている。

   その中でも奇妙なのが、福岡・長野宛ての郵便物に記されていたのが、現在地に移転する前の住所だったことだ。

全国の放送局で不審物に対するチェック態勢を強化

   実は福岡放送局宛て郵便物は、郵便局で「不審だ」と判断され、実際には配達されていない。郵便局がNHKに通報した上で警察官立ち会いのもとで開封され、そのまま証拠物件として警察に保管されている。福岡放送局の広報担当者は、

「爆発事件で郵便局が警戒していたこともあって、差出人がなかったことや、宛先の住所が(移転前の、福岡市中央区)天神になっていたことから、郵便局で『怪しい』と判断されたようです」

と話している。

   福岡放送局が天神から現在地(福岡市中央区六本松)に移転したのは1992年のことで、16年も前のことだ。福岡市民でも、「NHKが天神にあった」ことを知る人は、必ずしも多くない。そのような状況で、あえて天神宛てに郵便物を送りつけてくるあたり、事件の不可解さが増してくるとも言えそうだ。

   夕刊紙などでは、犯行の動機について

「NHKの報道姿勢に持つ者の犯行なのでは」
「地上デジタル放送への移行に抵抗する動きなのでは」
「週刊新潮に掲載された『朝日新聞襲撃事件』の手記に便乗した愉快犯なのでは」

などと、さまざまな憶測が繰り広げられているが、これまでにNHKに対する脅迫や犯行声明は確認されておらず、動機は不明なままだ。

   NHKでは、一連の事件について

「動機や背景などはわかりませんが、極めて悪質で許されない行為であり、警察の捜査を見守りたいと思います」

とのコメントを発表。広報局(東京)によると、事件後は、全国の放送局で(1)不審物に対するチェック態勢を強化(2)警備員を立たせる位置を増やしたり、見回りの頻度を上げる(3)職員向けに『差出人がない郵便物が来たら、自分で開封せずに専門の部署に通報するように』などと注意喚起するメールを送信する、といった対策を講じているという。

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