「スカート短い」で不合格にした校長 停職3か月に「おかしい」の声

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   神奈川県の高校入試の点数で合格圏内に入っていた受験生の一部を「服装が乱れている」などの公開されていない基準で不合格にしていた問題で、県教育委員会は入試責任者だった前校長と前々校長を停職3か月という懲戒処分にした。免職一歩手前ともいうべき重い処分だ。問題が発覚して以降、教育委員会には「学校の建て直しに貢献した」などと、前校長を擁護するメールが殺到。処分の発表後も、「処分はおかしい」との声が寄せられているという。

9割が学校側の判断を支持

   この問題は、県立神田高校(平塚市)の2005、06、08年度の入試で、「まゆをそっている」「スカートが短い」「軍手を付けたまま書類を受け取った」といった、公表されていない基準をもとに、合格圏内の受験生22人を不合格にしていたもの。問題は08年7月に内部通報で発覚し、学校側は08年10月に「ルールを逸脱していた」と会見を開いて謝罪。渕野辰雄校長は更迭された。

   謝罪会見以降、「外見だけで判断するのは良くない」などと学校側の対応を批判する声もある一方で、「そもそも、非常識な格好で受験しようとするのがおかしい。学校側の判断は妥当」という「擁護論」も多い。実際、教育委員会には08年12月4日までに、電話で340件、メールで1060件の意見が寄せられたが、その9割が渕野氏や学校側の判断を支持するものだったという。

   また、神田高校は、1年あたりの中退者が100人を超える「問題校」とされていた。そんな状況で、渕野氏は学校と生徒・保護者の連絡を緊密化するなど、立て直しに向けての取り組みを続けてきた。これが学校関係者に評価され、08年11月には、在校生とPTAのOBが、渕野氏の校長復帰を求める約3400人分の署名簿・嘆願書を県庁に提出してもいる。

   だが、09年3月9日になって渕野氏に対して下された処分は、「停職3か月」という重いものだった。渕野氏以外にも、問題の入試が行われたときに校長(渕野氏の前任)、副校長、教頭だった4人が、停職3か月、減給3か月などの処分を受けた。

停職3か月は「体罰やわいせつ行為」への処分

   教育委員会の教育局行政課では、

「業務上の処分で『停職3か月』というのは、ほとんどありません。このレベルの処分は、通常であれば、(生徒に対する体罰やわいせつ行為といった)『非行事案』に対して行われるものです」

と話す。

   同課の説明によると、その判断には、紆余曲折があったようなのだ。処分は6人いる「教育委員」が決めるが、当初は「そもそも、処分はすべきでない」という意見が出される一方「懲戒免職にすべき」との声もあったという。その上で、事実確認を進めながら議論を進めた結果、

「もっと重い処分も考えられるが、これまでの学校を改善するための努力や、保護者からも評価する声があがっている」

として、「停職3か月」という処分が決まったのだという。

   処分発表後も、渕野氏を擁護する声があがっている。教育委員会の総務課広報班によると、発表翌日の3月10日には、16時までに電話11件、メール9件が寄せられた。内容は、ほとんど全てが「処分はおかしい」というものだったという。

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