J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

もうひとりの芸能人山口百恵 一体どんなタレントなのか

   山口百恵さん、芸能人フットサル連続得点王だ――スポーツ新聞が報じたこの見出しに驚いた人は多かったはずだ。実は伝説の歌手、山口百恵さんと同姓同名の女子高生タレントだった。フットサル大会ではチームのエースストライカーとして活躍めざましい。彼女は百恵さんを意識しているのか。

お父さんが大ファンで「山口百恵」と命名

   芸能人女子のフットサル大会「メルシートゥフェスタ」が2009年3月15日、神奈川県川崎市体育館で行われた。山口百恵さんは浅井企画の芸能人フットサルチーム、アサイレッドローズに所属する、1991年6月24日生まれの17歳だ。大会では2得点をあげ、チームのエースストライカーとして活躍。準決勝で敗退したものの、優秀選手に選出された。

   もっとも、前シーズンも大活躍だった。2008年大会「開幕戦」ではチームを優勝に導き、MVPを獲得。その後もシーズンを通した活躍が続き、通算17得点を挙げて得点王になった。年間表彰選手にも選出された。

   ところで、気になるのはこの名前だ。関東地区で放送中の情報番組「ラジかるッ」(3月16日放送)出演時には、名付けたのはお父さんで、本名なのだと明かしている。そして、「お父さんが(山口百恵さんの)大ファンで女の子が生まれたら百恵だって決めてたんですよ!」とも話している。

山口百恵の名曲をカバーする可能性は?

   そんな「平成の」山口百恵さんはいったい、どんな人物なのか。アサイレッドローズのスタッフでもある、浅井企画の加藤カズヨシさんによると、負けん気の強い女の子なのだという。それは、フットサルでのプレーにも現れるらしく、豪快な左足のシュートが彼女の持ち味。加藤さんは「シュートは強烈。ボールを蹴るときの感性もいい」とプッシュする。

   現在、高校に通いながら芸能活動や、フットサルの練習と両立を続けている。アメーバブログ内でブログの更新を続けており、2009年3月17日の記事では、新聞・テレビで取り上げられたこともあってか、「アメブロの観覧数がやばい」と驚いていた。また、3月16日からはモバゲータウン内でも日記を開始したばかりだ。

   ところで、日刊スポーツの記事では、「朝ドラのヒロインに」と将来への意気込みを語っている彼女。昭和の歌姫として知られる、あの山口百恵さんを意識していないのだろうか。前出の加藤さんはこう話す。

「実は彼女、山口百恵さんを直接知らないので、偉大さもわからないんですよ(笑)。ところが、最近では興味もでてきているようで、音楽を聴いているとか。カラオケで歌えるようにと練習もしているみたいです」

   ちなみに、山口百恵さんの名曲をカバーする可能性はあるか、水を向けたところ、加藤さんは「できたらいいですね」とだけ答えた。