新潮「手記」抗議男性と和解 記事の主要部分が崩れる?

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   週刊新潮が「朝日新聞阪神支局襲撃事件」(1987年)の「実行犯」を名乗る島村征憲氏(65)の「手記」を掲載したことをめぐる問題で、朝日新聞は2009年3月20日、手記の中で「犯行の指示役」とされた男性(54)に新潮社が金銭を支払って和解、事実上手記は「誤報」であったことを認めた、と報じた。これに対し新潮側は和解について口を閉ざしている。

「記事が誤報だったことを事実上認めたことになる」

   この男性は、新潮が掲載した「手記」の中で、一連の朝日新聞社襲撃を島村氏に「指示」したとされる人物。手記中ではこの男性と島村氏の会話や、両者がベンチに並んで座っている写真を掲載し、両者が旧知の間柄であるように報じた。しかし男性は、島村氏とは一度しか会っておらず、写真も「隠し撮り」であると主張。09年2月23日、新潮社に「手記は全くの虚偽で、記事は事実に反する」として訂正と謝罪を求めていた。

   09年3月20日、朝日新聞は、新潮は男性に対し金銭を支払って和解したと報じた。男性は理由について、

「私が事件に関与していないという抗議を重く受け止め、納得のいく真摯な姿勢で応じてくれたため和解した」

と話しているという。同紙は、

「『事件とは無関係だ』という男性の抗議に対して金銭での解決を図ったことで、新潮は記事が誤報だったことを事実上認めたことになる」

と記した。

   毎日新聞も同21日付けの紙面で、事件の指示役である「キーパーソン」の抗議に対し和解に応じたことは、島村氏が描いた手記の「構造が崩れたことを意味する」とし、このまま新潮社が口をつぐんだままでは雑誌ジャーナリズム全体の信用が揺らぎかねず、

「和解内容について詳細に説明する責任を果たすべきだ」

と同社の対応を批判している。

回答は「到底納得できるものではありません」

   週刊新潮編集部はJ-CASTニュースの取材に対し、

「第3者条項があるので和解内容については明らかにできませんが、本件(手記におけるすべての事柄)に関する小誌の見解はすでに誌面に掲載しております」

との回答を書面で送ってきた。各紙への回答と同様の内容だ。ただし、

「朝日新聞社から送られた『質問書』に関しては、回答いたしました」

としている。

   朝日新聞は09年3月11日、「告白手記」に対して内容に関する「質問書」を、週刊新潮・早川清編集長あてに郵送している。

   いったいどのような回答が送られているのか。朝日新聞大阪本社広報部は、

「新潮社から週刊新潮の早川清編集長名の回答を受け取りました。内容は『小誌の見解はすでに誌面に掲載しております』とあるだけでした。到底納得できるものではありませんので、新潮社に対し、再質問書を送る方針です」

と言っている。

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