猫のレンタルに批判 「虐待だ!」「モノ扱いするな」

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   神奈川県のブリーダーが猫のレンタルを始める、と告知したところ、「猫の虐待だ!」と多数の非難が寄せられた。ペットを1日単位で家庭に貸し出す「レンタルペット」が2008年からブームの兆しを見せ、犬に関しては人気が高いようだが、猫のレンタルは難しいのだろうか。

環境が変わると強いストレスが生じる動物

   猫のレンタルを始めると09年2月に告知したのは、茅ヶ崎市の猫カフェ「ねこのすみか」。同店は3年半前に開店。関東地区では猫カフェの先駆け的存在だ。この告知を見た愛猫家達は、猫は移動が嫌いで、環境が変わると強いストレスが生じる動物であり、人ではなく「家に付く」性質を持つという。こうしたことから、「猫の虐待だ!」「猫をモノ扱いするな」といった非難の書き込みが同店のホームページの掲示板にされた。

   さらに、SNS「ミクシィ」の同店のコミュなどにも飛び火。ネットは一時、「猫のレンタル」に対する非難で盛り上がった。

   実際に猫レンタルは難しいのだろうか。都内で犬専門にレンタルしているショップに聞いてみると、犬は人になつき安いのに比べ、猫はそうでないため、

「客の満足感が得られにくい、という理由で猫は扱っていません」

ということだった。都内でチェーン展開する「ZOO」は、動物プロダクションとして撮影に犬や猫を貸し出すほか、一般家庭にもレンタルしている。新大久保店に問い合わせてみたところ、猫の場合は、レンタル可能な性格をしている猫を探すのが一番の苦労なのだそうだ。

「性格をじっくりと見極めなければなりません。だから非常に難しい。あまり知識のない人が、犬と同じように考えレンタルしたとすれば、相当な苦情が来ることになると思います」

と打ち明ける。

   ネットでバッシングされた「ねこのすみか」の猫レンタルは開始してから1ヶ月近くが経過した。現在は近所の家庭に1~2匹貸している。そもそも猫のレンタルを始めたのは、猫が飼いたくても飼えない老人のメンタルセラピーや、子供の情操教育が目的だったそうだ。また、猫を購入したものの世話が大変で、飼えなくなって、捨てられてしまうことを防止するためなのだとJ-CASTニュースに説明した。

今後は「セラピー猫」という言い方にしたい

   今回のバッシングについては、自分達の説明不足もあり、情報が一人歩きしてしまったからではないか、と見ている。説明不足だった点は、自分達はブリーダー歴が10年あり、レンタル可能な性格を持つ猫は50匹に1匹程度だということを知っていること。誰にでもレンタルするわけではなく、移動距離が短い、自分達が直ぐに訪問できるような家庭に限定していることを強調した。また、「レンタル」という言葉が、モノのように扱っている、という批判があったため、今後は「セラピー猫」などという言い方にしたいとしている。

   「レンタルペット」は08年頃から急激に増え、ブームの兆しを見せている。ただし、猫に限らず動物のレンタルには賛否両論があり、朝日新聞大阪版(09年1月26日)の「声」欄には「犬の心を壊すレンタル反対」という投書が掲載された。そこには、ペットと飼い主との関係は幼子と母親の関係と同じなのに、レンタル品では親子になれない。容姿が汚くなって使い物にならなくなれば、彼らはどうなるのか、とし、

「こんな世の中が当たり前になったら、子どもたちが『優しさ』を学べると思えません」

と結んでいる。

   「ヤフー!知恵袋」には、「ペットレンタル賛成ですか?反対ですか?」という質問が出ていて、11の回答のうち、賛成が4で、反対が6。どちらとも言えないが1だった。賛成は、「老人ホームなどで犬や猫を飼う事ができない場合、一時的であっても猫を抱いて幸せになってほしい」「家で飼えるかどうかのテストとして役立ててほしい」というものだった。反対は、「苦労して育ててこそ、ペットの大切さがわかる」「癒し?とんでもない話です。ペットは癒しの道具じゃありません」などだった。

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