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08年度末の株式投信残高 前年度末比30%減

   投資信託協会が2009年4月13日に発表した投資信託概況によると、09年3月末の公募株式投信の純資産残高は40兆3517億円で、1年前に比べて30%減った。年度ベースの落ち込みとしては最大規模となった。国内外の株価下落や円安による為替差損などで運用資産が目減りしたことが大きい。08年秋のリーマン・ショック以降、購入額も急減した。

   ただ、3月だけでみると純資産総額は、2月末に比べて1兆4201億円増加。うち1兆3449億円の運用増となっており、回復の兆しをみせている。