2024年 4月 19日 (金)

「タバコが迷惑なら、子育てだって迷惑だ!」 駅全面禁煙反対論にコメント殺到

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タバコがなくても人は滅びないとの指摘も

   赤木智弘さんのコラムがアップされると、コメント欄に書き込みが殺到。ライブドアニュースとしては異例の数となる300件ほどもが寄せられている。

   コメントでは、赤木さんの主張のうち、子育てを喫煙と同じ「個人の趣味」と位置づけ、喫煙ルームが税金などでなく「受益者負担」でというなら学校などもそうでないとおかしい、と同一視したことに批判や疑問が相次いだ。

   まず、タバコがなくても人は滅びないが、子どもがいなくてはそうなるとの意見が多い。「人類が、子供を産み育てる趣味(?)を放棄したら、未来はなくなります。 そこに公共性があるのです」「喫煙は趣味。趣味を他人に押し付けるな。子育ては必要性のあるもの。 一緒くたにする思考回路がわからない」といったものだ。

   さらに、赤木さんのような独身者も、必ず子ども時代があり、老後は子どもから支えられるという点だ。「筆者の方が子供の頃だって、誰かが税金を払って作られた公園で遊んだわけでしょ」「将来は子供に老後を支えて貰うことになります。子育てを個人の趣味と同列に扱い、蔑む対象にするのは筋違いだと思います」といった指摘がある。

   ただ、子育てでも、我が物顔に電車の中でベビーカーを押したりするなどの迷惑行為なら、嫌煙者の前での喫煙と変わらないとの指摘はある。

   ところで、首都圏で13駅17か所にあるJRの喫煙ルームは、どのような考えから設置されているのか。

   JR東日本の広報部では、喫煙ルームは受益者負担でなく同社の予算で作っているとして、その理由について、「新幹線などの車内で全面禁煙にしたため、長距離では不快に思われるお客さまがいると考えたからです。喫煙者、非喫煙者双方が快適になる環境をと弊社の予算で作っています」と説明する。ただ、駅での全面禁煙化については、「今のところ喫煙ルームを作る計画はありません」としている。

   なぜ、ホーム端の喫煙所を撤去したかについては、「降りる駅で階段が端にあったり、高齢者の方などが端から移動しにくかったりと、ホームの端を利用しなければならないお客さまもいるからです」と話している。

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