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日本の子ども人口は「世界最低」 28年連続減少

   総務省は2009年5月4日、翌日の「こどもの日」にちなみ、4月1日現在の日本の15歳未満の子どもの推計数を発表した。子ども人口は1714万人で、08年より11万人少なくなった。28年連続の減少で、1950年の推計開始以来、最低値となった。

   総人口(1億2760万人)に占める子どもの割合も13.4%で、35年連続で低下した。都道府県別に見た場合、08年10月1日現在で沖縄県の17.9%が最も高く、秋田県の11.5%が最も低かった。

   また、国連の人口統計年鑑に掲載されている人口3000万人以上の国、31か国と比べても、日本の子ども人口は少ない。総人口に占める子どもの割合は、米国20.2%、ドイツ13.9%、韓国17.4%などで、日本の13.4%は最も低い水準だった。