自民党内に宮崎県民… 東国原知事に思わぬ「逆風」

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   就任以来、国政進出への意欲を示唆し続けてきた宮崎県の東国原知事が、いよいよ、その動きを本格化させている。2009年6月24日、3日ぶりに更新したブログでは、改めて出馬への意欲を語る一方、自民党内部からの批判に対しては「下野して頭を冷やした方がいい」と切り返す余裕すら見せている。ところが、自民党内からの反発はやむ様子がなく、地元宮崎県からも異論が多い。知事は思わぬ「逆風」に見舞われている。

「想像もつかないことの連続で歴史は創られて行く」

   自民党の古賀誠選挙対策委員長から衆院選への出馬要請があった翌日の2009年6月24日、古賀氏は「出馬するなら比例代表」との認識を示す一方、東国原知事は3日ぶりにブログを更新。市内の河原でジョギングしたときの様子を振り返っている。

「行き交う県民の皆様に、石を投げられるか、罵声を浴びせられるかと思ったが、意外に、『頑張って!』とか『国を変えて!』とかの声が多く、びっくりした。ちょっと拍子抜けだった。宮崎(故郷)の人は、やっぱ、優しいな~暖かいな~と、心が『じ~ん』とした」

知事は、県民が知事の国政進出に好意的だと受け止めている様子だ。さらに、06年に知事選に立候補した際に、県民から「県民を馬鹿にしているのか?」「冗談か?」などと批判的な声があがったことを振り返りつつ、

「今、自民党の方々は、きっと3年前の、あの時の県民の皆様のような面持ちなのだろう。それはそれで無理もないことかも。想像もつかないことの連続で歴史は創られて行く」

と、国政進出が実現した際の自分の姿を想像するかのような文章すら綴っている。

   確かに東国原知事が指摘するように、自民党内からは、国政進出に反発する声が多い。

「思いっきりバカにされている」
「ジョークでしょ」

といったものから、丸山和也参院議員は

「自民党を否定するようなもの。情けない」

として、古賀氏のもとを訪れ、直に抗議すらしている。また、細田博之幹事長は「党の正式決定ではない」と強調するなど、党内の統制が取れていないともとれる状態に陥っている。

県庁に数百通のファクスやメール、8割以上が出馬に反対

   これまで、東国原知事の原動力は、「世論の支持」だったと言っても過言ではない。地元の宮崎日日新聞が09年1月に行った調査によれば、支持率は87.8%。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が、出馬要請直前の09年6月20日、21日に行った世論調査によると、東国原知事を「評価する」との声は90.3%に達した。ところが、同調査によると、「国政に期待する」との声は49.0%。今回の騒動が持ち上がる前の段階でも、世論が東国原知事の国政進出に対して冷淡な様子がうかがえる。

   この傾向は騒動が始まってから加速した様子で、宮崎県庁には、数百通のファクスやメールが殺到。内容は、8割以上が出馬に反対するものだという。前出の東国原知事のブログの文章とは対照的に、県内でも逆風が強いというのが実際のところのようだ。

   また、宮崎日日新聞も、6月25日の社説で、

「国政転身はあるのか。自民党の対応次第というが、ここは知事自身がどうしたいのか、知事の説明にじっくり耳を傾けたい」
「また、『脱しがらみ』、県民党の立場をよりどころにしてきた知事。次期衆院選は政権選択の場とされ、民主政権による国づくりも現実的な中、あえて知事は自民党にこだわっている。このことについての詳しい説明もほしい」

と書き、唐突な事態の展開に困惑している様子だ。

   そんな中、東国原知事との連携に向けての動きが注目されている大阪府の橋下徹知事は、6月25日、東国原知事に対して「頑張って」とエールを送る一方、自治体の首長でグループを立ちあげ、支持政党を表明しようとしている動きをめぐり、「いざと言うときには参加してください」と伝えたことを明かした。これに対して、東国原知事からは、「了解」という内容のメールが送られてきたのだという。「次の一手」は何なのだろうか。

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