大企業製造業の景況感、2年半ぶりに改善 6月の日銀短観

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   日本銀行が2009年7月1日に発表した6月の企業短期経済観測調査(日銀短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業製造業でマイナス48だった。過去最悪だった前回調査(3月)のマイナス58から10ポイント改善した。改善は06年12月以来、2年半ぶり。

   生産や輸入の持ち直しを背景に、景気の急速な悪化に歯止めがかかった。ただ、DIの水準は低く、09年度の設備投資計画も前回調査より大幅に下方修正された。

   業種別でみると、製造業のうち木材・木工品と鉄鋼を除く13業種のDIが前回調査より改善した。消費低迷により、不動産や情報サービスなどの大企業非製造業の業況判断DIはマイナス29で、改善幅は2ポイントと小幅だった。

   また、中堅企業製造業の業況判断DIは、マイナス55で2ポイント改善。中堅企業非製造業はマイナス36で1ポイントの改善だった。中小企業製造業はマイナス57で前回と変わらず。中小企業非製造業はマイナス44で2ポイント悪化した。なかなか本格的な景気回復とはいかないようだ。

   なお、業況判断DIは、景況感が「よい」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた値。

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