野村信託、日興シティ信託を190億円で買収

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   野村ホールディングス傘下の野村信託銀行は、2009年10月をメドに日興シティ信託銀行の全株式を取得することで、日興シティホールディングスとシティグループとの三者で基本合意した。7月1日に発表した。買収価格は190億円。

   日興シティ信託の09年3月末の総資産は193億1800万円。従業員は107人。信託財産受託残高は4兆4991億円で、日興アセットマネジメントなどからの運用資産の管理を受託している。野村信託は、日興シティ信託の強みでもある投資信託の資産管理業務で、規模の拡大を図る。

   日興シティ信託をめぐっては、08年12月に三菱UFJ信託銀行が250億円で買収することが決まっていたが、日興コーディアル証券の売却先が三井住友フィナンシャルグループに決まったことで、三菱UFJ信託が日興シティ信託の買収を白紙撤回。シティが再度、売却先を探していた。

   買収には、日興アセットマネジメントの買収で交渉中の住友信託銀行なども名乗りをあげていたが、野村信託が最もよい条件を提示した模様だ。

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