橋下知事の賠償額が360万円に減額 広島高裁

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   橋下徹大阪府知事が知事就任前にテレビで発言した内容が名誉毀損にあたるとして争われている裁判で、広島高裁は2009年6月2日、橋下知事に360万円の賠償を命じる判決を言い渡した。800万円の賠償を命じた一審判決より軽減された。この判決を受け橋下知事は、言論活動がどこまで保障されるのか、「最高裁で最終的な決着をつけたい」と述べた。

   この裁判は橋下知事が2007年5月にテレビ出演した際、山口県光市の母子殺害事件に関するコメントで、「弁護団を許せないと思うなら、懲戒請求をかけてもらいたい」と視聴者に語り掛けた事が発端。広島弁護士会に、懲戒請求が多数出された。被告弁護人の4人は名誉毀損に当たるとして知事に1200万円の損害賠償を求めた。一審判決では、橋下知事の「弁護団が被告人の主張を組み立てた」という部分が名誉棄損に当たるとしたが、広島高裁では、弁護団が主張を「創作した」とは言っていないため、名誉棄損に当たらないと判断。ただし、虚偽をないまぜにして弁護団への非難を誇張した、として減額はしたものの賠償するように命じた。

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