押尾逮捕で「2ちゃん」パンク なぜそれほど注目されるのか

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   俳優でミュージシャンの押尾学容疑者(31)が、合成麻薬MDMAの使用で逮捕というニュースが出ると、巨大掲示板「2ちゃんねる」にアクセスが殺到、サーバーがダウンしアクセスできない事態になった。押尾容疑者は「お塩先生」と呼ばれ、「2ちゃん」では「ネ 申(神)」的存在。なぜこれほどまで注目される存在になってしまったのか。

「押尾語録」と呼ばれるビッグマウスが注目の的

   押尾容疑者が逮捕されたきっかけは、30代と見られる女性が2009年8月2日に変死した都内のマンションに押尾容疑者が出入りしていため。押尾容疑者を取り調べたところ薬物反応が出た。押尾容疑者は05年末以降、所属事務所からの独立騒動などがあり仕事が激減。しかし、09年5月にバンド活動の再開と10年に公開される映画出演を発表。「再出発」を表明した矢先の出来事だった。

   逮捕のニュースが流れたのは09年8月3日の午後9時前。その直後に「2ちゃんねる」に「押尾逮捕」のスレが立ち、3分弱の間に1000の書き込みが殺到するという「祭り」に発展した。9番目のスレが立った9時30分頃にアクセスが集中しすぎたためにサーバーがダウン、アクセスできない状態になった。

   書き込みは、

「これがお塩先生のロック魂なんですねっ!!!!!期待を裏切らないwww」
「お塩ざまぁ!」「またおまえら大勝利かよ!!!」
「きっとまた名言を残してくれるだろう。お塩先生!!」

   といったものが並んだ。

   「お塩先生」とは押尾容疑者のこと。「2ちゃん」では一般的にそう呼ばれている。なぜ「お塩」かといえば、「押尾」と漢字変換するのが面倒だったからのようだ。

   押尾容疑者は98年にVシネマ「新・湘南爆走族」で主演デビュー。若手俳優のホープとして期待され、ロックバンド「LIV(リヴ)」のボーカル兼リーダーとしても活躍した。しかし、「2ちゃん」ではその言動が注目され、人気女優と次々に浮き名を流すことで、嫉妬もされた。特に「押尾語録」と呼ばれるビッグマウスが注目の的になった。その「押尾語録」にはこんなものがある。

「最高の俺は、他人は当然、俺自身も超えられない」
「押尾学の『学』は、俺が何かを学ぶんじゃなくて、お前らが俺から学ぶことなんだ」 「終わりなんてない、俺はずっと伝説を生きている」
「お前らが今付き合ってる女は、俺と付き合えないから仕方なく、お前らと付き合ってるんだ」
「ねたみ? たくさんあるよ。っていうか、世界中が俺をねたんでる」

   そして、自ら語る経歴も「胡散臭い」と指摘された。例えば、「東京大学に合格したが日本の大学はウザイと辞退」「100人以上の暴走族のヘッドをしていた」「ブラジルとドイツにサッカー留学した」「3 万人友達がいる 」「英検 1 級」「アメリカにいた頃、リトルリーグでエースで 4 番だった」「生まれて一番最初に発した言葉が『Rock'nRoll Is Dead』」などがある。押尾容疑者は後にブログで「語録の8~9割は捏造されたもので自分は言っていない」と書いている。

同じミスを何度も繰り返すのが「神」認定のパターン

   ネットでは偉大な人物を「ネ 申」と表現する。いわゆる「神」のことで尊敬の対象なのだが、「申」は「猿」の意味もあるため「ネットの猿」というニュアンスも含まれる。「ネ 申」の話題になると「2ちゃん」は異常に盛り上がる。

   ITジャーナリストの井上トシユキさんによれば、押尾容疑者も「ネ 申」。ほかにも、「ネ 申」として祭り上げられた芸能人には「田代まさし」「清水健太郎」などがいて、彼らにはお決まりのパターンがあるという。

   それは同じミスを何度も繰り返すこと。先の2人の例では性犯罪や麻薬所持。こんなことを繰り返したら芸能界から干されるのが解っているはずなのに何度も繰り返す。だからまたやるのではないかとネットユーザーに「監視」され、「またやった!」と盛り上がりが大きくなっていく。押尾容疑者の場合はビッグマウスと、「経歴詐称」。

「押尾容疑者の場合は結婚して、子供も生まれ、落ち着いた大人になっておかしくないのに、今度は薬物使用。『やっぱりダメな人だった』という確認が、これほどのアクセスに繋がったと考えられます」

と分析している。

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