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非正規雇用者、47万人減少 4-6月期の労働力調査

   アルバイトや派遣社員などの非正規雇用者数は2009年4-6月期平均で1685万人となり、前年同期に比べて47万人減ったことが、総務省が8月18日に発表した労働力調査でわかった。前期(09年1-3月期)と比べても14万人減った。

   非正規雇用者のうち、パート・アルバイトは1128万人で前年同期比28万人減、労働者派遣事業所からの派遣社員は105万人で26万人減った。契約社員や嘱託社員は7万人増えて318万人だった。

   また、全体の雇用者数(役員を除く)は5105万人で、前年同期比76万人減。正規雇用者数は3420万人で、同29万人減った。雇用情勢が依然として厳しいなかにあることに加えて、正規雇用者よりも下落幅が大きい非正規雇用者が、雇用の調整弁に使われていることが浮き彫りになった。