テレビドラマ「こち亀」 これだけ低視聴率にあえぐ理由

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   実写版テレビドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」がさえない。第3話では、視聴率は10%を割りこみ、完全な低空飛行だ。放送評論家は「漫画が持っている雰囲気に近づけすぎ、笑いが見透かされている」と指摘している。

第3話の視聴率7.6%

   実写版「こち亀」はTBS土曜8時枠のドラマとして2009年8月1日、満を持してスタートした。SMAPの香取慎吾さんが主役の「両津勘吉」を演じ、ヒロインの「麗子」には香里奈さん、同僚の「中川圭一」には速水もこみちさんがキャスティングされている。両津を中心としたドタバタ劇が繰り広げられていくが、見所のもう一つは、毎回、代わるがわる登場する、スペシャルゲストの存在だ。

   たとえば、第1話にはビートたけしさん、劇団ひとりさん。第2話には加山雄三さん、お笑いコンビ「オードリー」。第3話には、観月ありささん、「KAT-TUN」田口淳之介さん、木下優樹菜さんという具合だ。大御所が出演するかと思えば、勢いのある若手が起用されるなど、各話に話題性がある。

   にもかかわらず、視聴率はふるわない。ビデオリサーチによると、初回(8月1日放送)の視聴率は12.2%、第2回(8月8日放送)が11.3%、第3回(8月15日放送)ではついに10%を割り7.6%だった。ちなみに、8月15日の同時間帯の視聴率は、日本テレビ「世界一受けたい授業」が15.4%、フジテレビ「女子バレーボールワールドグランプリ2009 日本×韓国」が10.8%、テレ朝「オーラの泉お盆SP」が8.6%だった。

漫画が持っているテイストに近づけ過ぎた

   実写版「こち亀」苦戦の理由を、放送評論家の松尾羊一さんは、こう話す。

「漫画が持っているテイストに、(ドラマを)近づけ過ぎているように思います。『こち亀』はすでに(コミックスが100巻を越え、アニメ化や舞台化されていて)よく知られているだけに、その面白さは周知の通り。それなのに、漫画の持っている面白みを、そのまま持ち込んでしまった。漫画から素材を得たにしろ、ドラマでは、それを越えていかないと」

   松尾さんはさらに、ストーリーが単調だ、とも指摘する。ドラマの面白さは原作の脚色にある。映像化するにあたっては、原作が持っているイメージをふくらませる必要があるだろう、というのだ。

「原作に忠実過ぎるために、笑いの演出でも、ドタバタがあるだろうということがすでにわかっていて、くどい印象を受ける。笑いとは、意外性に直面したときに起きるもの。でも、登場人物のオーバーアクションが続いて、見ている方にもなんとなく、(笑いを)見透かされているようにも思います」

   いっそのこと漫画とは全く異なる新しいイメージ――あえてシリアスなストーリーで展開していくなど、型をくずしてもよかったのでは、とも感じている。

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