新型インフルに空気清浄機が有効 三洋電機、パナソニック、シャープに商機

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   日本でも死者が出るなど猛威を振るい始めた新型インフルエンザウイルスに対し、三洋電機の空気清浄機の技術が有効であることが、同社の研究結果から世界で初めて明らかになった。2009年秋以降の新型インフルエンザの本格流行を前に、三洋電機はじめパナソニック、シャープなどの空気清浄機や除菌イオン発生装置などが家庭やオフィスはもちろん、病院や映画館などのウイルス撃退装置として注目されそうだ。電機メーカーは秋に向け、新たな空気清浄機などを投入する予定で、思わぬビジネスチャンスが広がる可能性がある。

新型インフル抑制効果が実証されたのは世界初

   三洋電機は群馬県衛生環境研究所との共同研究で、同社の空気清浄機などに搭載している「電解水技術」が新型インフルエンザウイルスの感染力を99%以上抑制できることを確認したと発表した。市販の工業製品の技術で新型インフルエンザの抑制効果が科学的に実証されたのは世界で初めてという。

   電解水技術とは水を電気分解して得られる電解水を応用したもので、同社は「ウイルスウォッシャー」のネーミングで、空気清浄機や加湿器などに06年から搭載している。これまでも季節性インフルエンザウイルスや花粉の除去効果があることが確認されていた。今回は新型インフルエンザの患者から採取したウイルスにこの電解水を混ぜて10分間置いたところ、ウイルスの死滅が確認できたという。

   この抑制効果について三洋電機は「電解水中に存在する2種類の活性酸素種がウイルス感染に必須なウイルス蛋白と反応することで、これらの蛋白の変性・分解が起こり、ウイルスの感染力が抑制できると考えられる」と説明する。共同研究に当たった群馬県衛生環境研究所の小澤邦寿所長は「新型インフルエンザは飛沫・空気感染によって伝播する。咳などによって空気中に放出されたウイルスを迅速に除去することは感染防止に有効と考えられる。空気清浄機によるウイルスの抑制効果は目に見えないことから、科学的に検証された技術を用いることが大切。今回の成果はたいへん意義がある」と評価している。

売り上げ目標を前年の2倍に引き上げる

   今回、新型インフルエンザのウイルス抑制効果が確認されたのは世界初とされるが、実は新型インフルエンザよりも毒性が強いとされる鳥インフルエンザウイルスについて、シャープ、パナソニック電工、ダイキン工業も各社の空気清浄機などの技術にウイルスの除去効果があることが科学的に実証されている。つまり、新型インフルエンザについて効果を確認したのは三洋電機が世界初だが、他社の技術にも同様の効果が期待されるというわけだ。

   今回の実証実験を受け、三洋電機は独自技術の「ウイルスウォッシャー」を用いた空気清浄機や加湿器などの販売目標を上方修正。09年9月から1年間の売り上げ目標を前年の2倍の60億円に引き上げた。日本電機工業会によると、新型インフルエンザの流行で4~6月の空気清浄機の国内出荷は前年同期比37.7%増の25万2000台に伸びたという。三洋電機の空気清浄機の想定価格は3万5000円から。シャープなどライバル各社を巻き込み、空気清浄機など抗ウイルス家電は新たなアイデアを盛り込んで続々登場する予定だ。

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