自転車通勤者の悩み解消 駐輪場・シャワー完備の施設

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   都内の大通りにも朝から、スポーティーなマシンを前屈みになって、さっそうと通り過ぎる自転車通勤者が目立ってきた。そんな彼らの悩みが駐輪場と「汗」の処理だ。シャワーやロッカーを完備した施設が都内にでき、利用料はやや高いにもかかわらず、「空き待ち」状況だ。「こうした施設がもっと増えれば、通勤者は拡大する」と指摘する関係者もいる。

「自転車通勤をしたいが汗が気になる」

   自転車通勤者は通称、自転車ツーキニストとも呼ばれ、男性、女性を見かけることが増えた。中には、自転車通勤による通勤手当を出しはじめた企業もある。

   NPO法人自転車活用推進研究会の理事長、小林成基(こばやし・しげき)さんによると、自転車通勤者の心理は、健康志向の高まりから自転車を選び、そうして通勤にも挑戦――というように段階的にはまっていくのだと指摘する。もっとも、自転車通勤にはもちろん、メリットとデメリットがある。

   メリットには交通費が節約できること、満員電車を避けることできることなどが挙げられる。ペダルをこぐ全身運動は目が覚めるし、気分がさわやかにもなる。それによって、午前中の仕事にも集中力をもって取り組める。

   反対に、デメリットは「駐輪場」と「汗」の問題だ。とりわけ通勤者の多くは比較的、高価なロードバイクやクロスバイクを利用している。値段にして数十万~数百万円ともなれば、盗難の心配もあって、置き場所には困る。そして、汗。Q&Aサイトなどにもいくつか、自転車通勤をしたいが汗が気になる。周囲に不快感を与えたらどうしようか――そんなカキコミも見られ、多くのツーキニストが頭を悩ませているようだ。

駐輪場とロッカー、シャワーで月額2万3000円

   こういった悩みを解消した施設が2009年2月、東京・麹町にできた。その施設「ランナーズステーションプラスバイク麹町」では、駐輪場とロッカー、シャワーを利用できる設備をととのえている。月額2万3000円で利用できる。

   施設を運営する「ランナーズステーション」の浅川美幸さんは、「『麹町』の店では現在、月極の利用が24台あります。ただし、すでに満車。空きを待っている人もいます。これ以外には回数券利用があり、週1日は自転車通勤というライトユーザー向けのものです」と話す。

   こうした駐輪場、ロッカー、シャワー設備を整えた施設は都内でも珍しい。浅川さんによると、利用者の主な使い方は自転車を駐車したあと、シャワーを浴び、あらかじめロッカーに持ち込んであるスーツに着替えてから地下鉄を利用して、出社しているそうだ。

「通勤者の自転車は高価でフレームだけでも30万、完成車では50~60万円ともなります。外に停めるのは、気が引けるという人は多い。盗難の心配がないという意味でも、重宝しているようです」

   前出の小林さんも、こうした施設はもっと増えてもよいだろう、と指摘する。しかも日本の場合、自転車の駐輪場といえば駅の近辺だけで、利用しやすい街中などには皆無だ。まして、シャワールームはない。自転車通勤者の中には駐輪場として、スポーツジムやトランクルームを利用する人もいるそうだ。

「都心部の自転車通勤者が増えていることを考えれば、潜在的なニーズは十分あるでしょう。ですから私は、たとえば、ホテルやネットカフェ、銭湯なんかには自転車通勤者向けの施設を整えてもいいのではないかと思います。新しいビジネスチャンスとなるのではないでしょうか」
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