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タクシー売上高、23か月連続の前年割れ 7月は1日4万1295円

   東京地区(23区内と武蔵野市、三鷹市)の2009年7月のタクシー売上高(運送収入)は、実働1日1台あたり4万1295円となり、前年同期比で13%減った。関東運輸局が9月9日に明らかにした。

   売上高の前年割れは23か月連続。2ケタ減は9か月連続になる。関東運輸局は「昨年のガソリン価格の高騰やリーマンショック後の景気悪化、運賃値上げの影響が続いている」とみている。車両の供給過多もある。

   月次ベースでは5月が3万8243円、6月3万9968円と、27年ぶりの「4万円割れ」が続いたが、7月はやや回復した。しかし、関東運輸局では「改善されているとは言いがたい」としており、厳しい状況に変わりがない。