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日本の真夏日、今世紀末に倍増 環境省など予測

   地球温暖化が今のペースで進行すると、今世紀末には日本の真夏日(最高気温30度以上)は、20世紀末と比べ、最大で約2倍の78日となる。こんな報告書を環境省、文部科学省、気象庁が共同で、2009年10月9日に発表した。また、熱帯夜(最低気温25度以上)は、20世紀末の17日から最大で57日となると試算された。

   報告書は、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が想定した3パターンのシナリオに基づき予測。それによると、今世紀末の日本の平均気温は、20世紀末から2.1~4.0度上昇するとされ、世界平均を0.3~0.6度上回る。