歌手デビューにファンクラブ 「美人すぎる雀士」大量輩出

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   女性のプロ雀士が若くて美人揃いだ、とネットで話題になっている。プロ麻雀の大会に出場、イベントに招かれるだけでなく、カレンダーに水着で登場したり、CDで歌手デビュー、ファンクラブも作られたりしている。女流雀士に何が起きているのか。

水着ショットまであるカレンダー

   日本プロ麻雀連盟や日本プロ麻雀協会の公式ホームページを見ると、まるで女優やアイドルのように着飾った女性雀士の写真が溢れている。女性雀士のブログやファンクラブも作られ、イベントの出演スケジュールなども公開されている。

   彼女達はテレビの麻雀番組や、家庭用・業務用の麻雀ゲームにも登場。2008年12月には秋元康氏の作詞で4人の女流プロ麻雀士がユニット「雀」を組み、ミニのチャイナドレスで歌手デビューした。日本プロ麻雀連盟は女性雀士だけのカレンダーを作り、そこでは和服やドレス、水着などセクシーなショットが満載だ。

   連盟によると、女性雀士になる若い女性が増えたのは4、5年前から。それまでは連盟のプロ試験に合格するのは年に2、3人だったが、08年は15人になった。増えた理由は麻雀好きな女性がテレビやゲームに登場する女性雀士に「タレント」としての憧れを持ったこと。また、雀荘でバイトをしていた時代に、イベントに登場する女性雀士達が男性麻雀ファンをとりこにしていることを知り、

「バイトではなくプロとして扱われ、活躍し、収入を得たい」

と考える人が増えたからだという。

   メディア側も若くて美しい女性雀士を求めるようになった。テレビやゲーム出演のオーディションで合格するのは、そうした女性が多いという。

「メディアのニーズは若くて見た目のいい女性雀士。そのためプロ試験では、実力が仮に低くても、若くて見た目がいい場合は合格させる場合もあります」

と連盟は打ち明ける。

雀荘で働く女性が「アイドル」化して人気に

   人気マンガ雑誌「近代麻雀」(竹書房)編集部によれば、女性雀士は、

「テレビで見るアイドルよりも、雀荘に行けば会える『身近なアイドル』として人気が高まっている」

と説明する。女性雀士がアイドル化したのは、アルバイトの女の子が常時雀荘にいて、客の代わりに「代打ち」したりする雀荘「ギャル雀」が増えたのがきっかけ。女の子を雇ったところ飛躍的に売上げが伸びた店が続出したという。また、「ギャル雀」の時給は高く、好きな麻雀に関わりながら稼げるため、雀荘で働く女性が急増。そうした女性を中心にプロ志向が高まったのだそうだ。

   収入はというと、雀荘のゲストとして招待される時に発生するイベント料がメイン。イベントに招待されるためには人気がなければならない。

「美人で、さらに着飾るのは、麻雀プロが人気商売だから。より多くのファンに喜んでいただくよう日々努力しているわけです。また、麻雀というアングラなイメージを変えていきたい、という志とも考えられます」

と「近代麻雀」編集部では分析している。

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