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9月の輸出、アジア向け振るわず 全体指数は0.32ポイント低下

   2009年9月の輸出はアジア向けが振るわなかった。内閣府が09年10月22日に発表した9月の輸出数量指数(季節調整値、2005年=100)は、前月に比べて0.32ポイント低下して86.74となった。

   米国向けは自動車やその関連部品などが好調で、0.75ポイント上昇の62.54、EU向けは0.07ポイント増とほぼ横ばいの64.85だったが、アジア向けが4.04ポイントと大きく下落して106.03となった。

   また、9月の輸入数量指数は96.68で、前月比6.55ポイント低下した。米国とアジアからの輸入は増加したが、EUは微減だった。

   なお、指数は財務省が公表している貿易統計を基に内閣府が独自に試算した推定値。