急増する女性結婚詐欺師 ネット結婚相談所が温床

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   このところ女性が男性をだます結婚詐欺のニュースが目に付くようになった。周辺で次々男性が不審な死を遂げた東京都の無職の女(34)の例もそうだった。これまで結婚詐欺師といえば男性が殆どというイメージがあるが、女性の結婚詐欺師はインターネットの普及と共に急増し、ネットの結婚紹介所などを通じて被害が拡大しているのだという。

72歳女性が結婚相談所を通じ知り合った男性をだます

   結婚詐欺容疑で逮捕された34歳女性は、インターネットで自分を「学生」「介護ヘルパー」などと自己紹介。ハンドルネームを使い分け、一度に複数の男性と交際。「学費が未納で卒業できない。卒業したらあなたに尽くします」などと結婚話を持ち掛けたという。金が口座に振り込まれた後は別れ話を切り出した。相手は40代から70代と幅広く、70代の男性は7400万円も渡していたとされている。いずれの男性とも独身で、女性との交際や結婚を真剣に考えていた人ばかり、だった。そして交際した数人が不審死を遂げている。

   一昔前まで結婚詐欺といえば、男性が小金持ちの結婚適齢期女性に近づくといったケースが多かった。しかし、このところ、女性の詐欺事件のニュースが目立つ。

   08年11月には秋田県で夫のいる無職の女性(当時45)が逮捕された。50代の会社員に結婚話を持ちかけ、男性の実家の母親の面倒を見て信用させ10万円をだましとった、というもの。この女性は3回も結婚詐欺に問われ、実刑判決を2度受けている。長く独身生活を送っている初婚男性につけ込む手口で、だまし取った金は、高価な洋服や化粧品に使われた。女性は公判で詐欺を働く理由を、

「万札が常に財布に入っていないと落ち着かない」

などと公判で語ったという。

   また、07年10月には元ミス日本の女性(当時47)が、結婚相談所で知り合った52歳の公務員から500万円詐取したとして逮捕された。息子がサッカーの試合で大けがをして治療に2000万円かかり「その借金を返さないと結婚できない」と嘘をついた。銀行口座には同様の振り込みが数人からあったという。

   結婚詐欺は若い女性に限ったことではないようで、08年2月に栃木県で、当時72歳の女性が結婚相談所を通じ知り合った男性に詐欺を働き逮捕された。だました相手は当時67歳、72歳という高齢者で、「税金を納めなければ不動産が差し押さえられる」などと嘘をついた。同じ手口で10都県の27人をだましたと供述していて、被害額は1億円にのぼるとされる。

   08年7月には当時69歳の女性が42歳と偽ってお見合いをし、当時49歳の男性から現金100万円をだまし取った詐欺の初公判が栃木県で行われた。女性は自由になる金が欲しくなり、おとなしい性格の男性から現金をだまし取れる、と思ったのだという。

女性の結婚詐欺師は「街頭売春婦」と同じ

   紀藤正樹弁護士によれば、従来型の結婚詐欺師はターゲットに直接会うことによって結婚をエサに詐欺に至った。女性の場合、面識のない男性に近寄るのは身の危険が伴うため、結婚詐欺をするのは風俗店に勤務する女性が多かった。これがインターネットの普及により、出会い系サイトなどで自分の素性を隠し、「安全」にターゲットを絞ることが可能になり、女性の結婚詐欺師が急増した。紀藤弁護士は女性の詐欺師について、構造的には「街頭売春婦」と一緒だ、と説明する。自分の体を使い大金を巻き上げるのは「優れた売春婦」のテクニックなのだという。

   特に最近、詐欺の舞台となっているのがネットの結婚相談所。出会い系サイト規制法以降、詐欺師はネットの結婚相談所に流れ、結婚相談所のサイト自体も甘い審査での入会を許可してしまう。また、トラブルが起きても迅速な脱会手続きを取らないところが増え、詐欺の温床化が進み、被害が拡大しているという。そのため、紀藤弁護士は、

「結婚相サイトの規制を早急に強化しなければならない。そうしないと事件は繰り返されていく」

と警鐘を鳴らしている。

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