2大カー・オブ・ザ・イヤー インサイトとプリウスと今年も「棲み分け」

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   NPO法人「日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)」のRJCカー・オブ・ザ・イヤーにホンダのハイブリッドカー(HV)、「インサイト」が選ばれた。

   その年に発売された新車の中から最優秀のベストカーを選ぶ「カー・オブ・ザ・イヤー」は、国内ではRJCと並び、老舗の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」があるが、こちらはひと足早く10月に、同じくHVの「トヨタプリウス」に決定している。今年のカー・オブ・ザ・イヤーは予想通り、トヨタ、ホンダの最新HVが栄冠を分け合う形となった。

RJCでプリウスは3位にとどまる

   RJCカー・オブ・ザ・イヤーは、日本カー・オブ・ザ・イヤーを批判して誕生した経緯があり、これまでイヤーカーは異なるクルマが受賞することがほとんどだった。今回も日本カー・オブ・ザ・イヤーをプリウスが受賞した以上、ライバルのインサイトがRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するのではないかと見られていた。

   日本カー・オブ・ザ・イヤーはプリウスを「HVというカテゴリーを生み、発展させ、時代のニーズに対応した。手の届く価格で他の追従を許さない緻密な制御システムで成果を上げた」などと評価。選考結果は首位のプリウスの433点に次いで、インサイトは391点で2位だった。これに対して、RJCカー・オブ・ザ・イヤーはインサイトが396点で首位。2位が「三菱アイ・ミーブ」の285点、プリウスは247点で3位にとどまった。

   老舗の日本カー・オブ・ザ・イヤーは1980年にスタート。自動車雑誌や自動車関係の記事を扱うメディアなどで実行委員会を結成し、自動車評論家やレーシングドライバーらプロの委員が選考に当たる。しかし、大手自動車メーカーの過剰接待や、受賞車がスポーツカーなど「走り」に偏る傾向があるとして、一部の自動車評論家や学識経験者が反発。1991年に「より透明性が高く、公明正大なイヤーカー選びを実現する」として、RJCを結成した経緯がある。

自動車メーカーにとっては販売にも影響する

   以来、日本には2大カー・オブ・ザ・イヤーが共存する形となっているが、日本カー・オブ・ザ・イヤーは高級車やスポーツカーの受賞が多く、軽自動車の受賞はこれまで一度もない。これに対して、RJCカー・オブ・ザ・イヤーは技術や独創性を重視し、庶民の足である軽自動車や大衆車の受賞が多いなど、両賞は実質的に棲み分けを図ってきた。このためか、両カー・オブ・ザ・イヤーの大賞を同じクルマが受賞したケースは、91年度以降の19回のうち、01年度の「ホンダフィット」など4回しかない。

   両カー・オブ・ザ・イヤーの受賞は、自動車ファンだけでなく、自動車メーカーにとっては販売にも影響するため注目度が高い。2006年度までは新参のRJCが先に受賞車を発表していたが、「日本カー・オブ・ザ・イヤーはRJCと異なるクルマを選ぼうとしている」との批判が起き、07年度からはRJCよりも日本カー・オブ・ザ・イヤーが先に発表するようになるなど、両賞はライバルとして何かと話題が多い。2009年度のプリウスとインサイトの受賞も、両賞の棲み分けの具体例として記憶されるに違いない。

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