金融機関の「貸し渋り」事例を公表 金融庁

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   金融庁は、銀行などに行った金融検査によって発覚した貸し渋りの事例をまとめた「金融円滑化に係る金融検査指摘事例集」を、2009年12月17日に公表した。

   事例集は、12月4日に施行された中小企業に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律(中小企業金融円滑化法)を踏まえ、金融機関の自律的な態勢強化を促す観点から、急ぎ作成した。

   金融機関が、債務者からの継続融資の要請に対して債務者の実態把握を十分に行うことなく融資期間の短縮を求めたり、債務者からの短期つなぎ融資の要請に具体的な審査なしで謝絶したり、債務者からの融資継続の要請に債務者の業況回復の可能性を十分検討することなく債権回収を行った例などを示した。

   金融庁は09年4月以降、大手銀行を対象に「金融円滑化のための集中検査」を、また地域金融機関向けには通常の金融検査を通じて実施。今回、この中から43の事例を抽出した。

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