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筑波大のスパコン円周率計算記録、仏の技術者がパソコンで破る

   筑波大学の計算科学研究センターが 2009年8月にスーパーコンピューターで出した円周率計算の世界記録が、フランス・パリの情報処理技術者によって破られたことが分かった。共同通信が2010年1月11日、仏公共ラジオの報道として伝えた。

   それによると、この技術者は、スパコンではなく通常のコンピューターを使い、筑波大より約1230億桁多い2兆7000億桁ほどまで計算したという。同大が計算に73時間36分かけたのに対し、技術者は、通常のコンピューターに5個のハードディスクを増設して131日間かけて計算した。このコンピューターには、27万円ほどしかかかっていないという。