世界は「買い」日本だけ「売り」 高騰する金・プラチナ価格

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   金やプラチナ価格の世界的な高騰が続いている。国内の小売価格も1年前に比べて、金が1グラムあたり850円超、プラチナが1750円を超す上昇だ。

   一般に、金の小売価格で1グラム3500円、プラチナで4500円を超えると、売り気配が強まるといわれるが、貴金属店には投資用の地金はもとより、不要になったネックレスや指輪などを持ち込む人が増えている。

今度は「ユーロ」不安で買われる

   貴金属の老舗、田中貴金属工業によると、2010年4月30日の金の小売価格は1グラムあたり3749円。前日(28日)と比べて42円高で、年初と比べても400円を超えて上昇している。

   一方、プラチナは前日比56円高の5593円。年初と比べて900円も上昇していて、いずれもまだ値上がりする可能性がある。

   価格の上昇要因を、田中貴金属は「ユーロ圏の財政不安にある」とみている。「米経済の回復期待が高まり、全体としては株価が上向きなので、本来であればメタル投資は抑えぎみに動くのですが、ギリシャやポルトガル国債の格下げなどもあって、安全資産の金やプラチナが引き続き買われているのが現状です」(貴金属部)と説明する。

   金は原油価格の上昇に、またプラチナは金の高騰と、商品価格が互いに影響しあっていることもある。

   なかでも、プラチナの価格上昇は著しい。新興国をはじめとする景気回復に伴って、自動車の触媒など工業用需要の増加に加え、1月に米ニューヨーク市場に上場したプラチナETF(上場投資信託)による値上がり期待の投機マネーが流入し、さらに価格を押し上げている。

   ただ、「旺盛な需要もあって、中国は価格が低いときから積極的に買っていたため、現状はちょっと投機がかっていて、(価格水準は)高すぎるかもしれません」ともいう。

切れたネックレス、片方だけイヤリングも「換金」

   金やプラチナ価格の高騰が続くなかで、田中貴金属は「国内は売りが優勢ですね」(貴金属部)と話す。世界的には「買い」が多いから価格が上昇しているのに、「日本だけが換金売りが増えていて、ちょっと不思議な感じがします」ともいう。

   とはいえ、同社の直営店「GINZA TANAKA」にも、金やプラチナを売りにやって来るお客は増えている。しかも、最近は投資用の地金を売る人にまじって、ネックレスや指輪などのジュエリーを持ち込む、「リサイクル」も盛況のようだ。

   同社では貴金属ジュエリーのリサイクル「リ・タナカ」で、切れて身に着けなくなったネックレスやサイズのあわなくなった指輪、片方なくしたイヤリングやピアス、銀製の食器などを積極的に買っている。買い取ったジュエリーなどを再精製して地金に戻して売る、リサイクルの仕組み。7か店の直営店を含め、全国に46か店を構える「リ・タナカ」で受け付けている。

   4月30日のリサイクル価格は、18金で1グラムあたり2466円、24金無垢で3447円。プラチナ(無垢)が5033円、「プラチナ1000」で4925円。利用者の多くは40歳以上の女性で、「10年前に買ってデザインが古くなったとか、不要なので売りますという人が多い」そうだ。

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