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グーグル「ストリートビュー」 個人情報を誤って収集

   米グーグルは2010年5月14日(米国時間)、町並みの写真を表示するサービス「ストリートビュー」用の撮影車両が、誤って無線LANで送られた個人情報を収集していたと公式ブログで認め、謝罪した。パスワード設定していなかった場合、電子メールなどが受信されたと見られる。ただし、これらのデータは断片的なもので、グーグルのいかなるサービスにも使用していないという。

   5月上旬に、ドイツ政府から問い合わせがあり、調査したところ問題が発覚した。これによりグーグルは撮影車によるデータの収集を中止。誤って収集したデータも早期に削除したいとしている。今後については、「ストリートビュー車両による無線LANネットワーク経由の情報収集は、一切中止するのが最良の方法だと判断した」ことを明らかにした。