企業の売上高10.6%増 設備投資は11.5%減と厳しく

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   財務省が2010年6月3日に発表した1~3月期の法人企業統計によると、金融業・保険業を除く企業の売上高は前年同期と比べて10.6%増の344兆1331億円となり、9四半期ぶりのプラスになった。経常利益も約2.6倍伸びて11兆2565億円となった。

   売上高を業種別にみると、製造業は輸送用機械や石油・石炭などの業種で増収となり、全体では19.1%増の100兆1787億円となった。非製造業も、不動産や建設、電気業などが減収となったが、卸売業や小売業、運輸業、郵便業、サービス業で増収となり、全体では7.5%増の243兆9544億円となった。

   ただ、設備投資は11.5%減の11兆1429億円となり、12期連続で前年同月の水準を下回った。製造業を中心に、企業の投資意欲は低調だ。なお、ソフトウエア投資額は4.2%増の1兆477億円で、これを除いた設備投資額の増減率は12.9%減だった。

   財務省は、「企業の業況は改善が続いているが、設備投資は低水準で推移しており、法人企業は依然として厳しさが残っている」と判断した。

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