故・梅棹忠夫さんが残した著書 「アマゾン」で続々1位を獲得

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   フィールドワーク中心の民族学を確立したことで知られる、京都大学名誉教授で文化勲章受章者の梅棹忠夫さんが2010年7月3日、老衰のため90歳で死去した。梅棹さんは「日本を代表する知性のひとり」と言われていただけに、訃報への反響は大きく、ネット上でも、惜しむ声が次々にあがっている。過去の代表作も、次々に「アマゾン」などの書店で、カテゴリ別の売り上げランキングで、続々と1位を獲得している。

ブログやツイッターで書き込み急増

   梅棹さんは1957年に発表した「文明の生態史観序説」で注目を集め、70年の大阪万博のコンセプト作りにも携わった。74年には万博の跡地に国立民族学博物館を設立し、初代館長に就任。館長を務めていた86年に突然失明したが、それでも執筆の意欲は衰えることなく、94年には「梅棹忠夫集」全23巻が完結した。

   死去は7月6日に明らかになり、夕刊各紙の大半の1面に訃報が、社会面には「評伝」が掲載された。ネット上でも反響は大きい。例えば、ブログで話題になっているキーワードを分析するサイト「kizasi.jp」によると、「梅棹忠夫」をキーワードにしたブログの書き込み件数は、これまではほとんど1週間あたり一桁で推移していた。ところが、梅棹さんの死去が明らかになった7月2日~8日の週には163件に急増。

   ブログの内容を見ると、例えば豊田市の「近代の産業とくらし発見館」の公式ブログでは、

「『これからは民族主義がもっと顕著になってそれがもとの紛争が増える・・・』とある講演会でおっしゃっていたのはもう20年以上前でしたが印象的でした。そしてそれは激動の現在を予見したことばだったですね」

と、梅棹さんの功績を称えている。著名ブロガーの中でも、池田信夫さんや藤代裕之さんが、梅棹さんの訃報に言及している。

   一方、ツイッター上で話題になっているキーワードを分析するサイト「ばずったー」によると、ツイッター上では7月6日頃から梅棹さんについての発言が急増。7月7日深夜には、ユーストリームで「追悼対談」を流したツイッター利用者もおり、視聴者数は約600人に達した。

池上彰氏や佐々木俊尚氏の新書を抑えて

   さらに驚くべきは、アマゾンのランキングだ。梅棹さんの過去の著作が、さまざまな分野でランキング1位に登場しているのだ。

   ランキングは1時間ごとに更新され、7月8日16時段階では、例えば「仕事・整理術」の分野では1969年出版の「知的生産の技術」(岩波新書)が、「情報社会」の分野では「情報の文明学」(中公新書)が、「歴史学」では、代表作の「文明の生態史観」(中公新書)が、それぞれ1位を獲得している。なお、この「情報社会」では、3位の佐々木俊尚氏の「ウェブがあれば履歴書はいらない」(宝島新書)を抑えてのランクインだ。さらに、「日本史」の分野では、池上彰さんの「そうだったのか!日本現代史」(集英社)が2位にランクインする一方、梅棹さんの「日本文明77の鍵」(文春新書)が、やはり1位の座を獲得している。

   これらの分野の上位階層にあたる「新書・文庫」という区分でも、ベスト25のうち梅棹さんの作品が3つランクインしており、幅広い分野で支持を集めていることがうかがえる。

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