新生ハウステンボス出足好調 空前の龍馬ブームが後押し

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   旅行業大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京都新宿区)の傘下に入り、2010年春、新たに生まれ変わった大型リゾート施設「ハウステンボス」(HTB、長崎県佐世保市)。入場料の値下げに加え、坂本龍馬ブームなどの追い風を受け、出足は好調だ。しかし本来の再建はこれからが正念場だ。

「若い家族やカップルを呼び込みたい」

大型連休中の入場者は前年比24.6%増

   4月の新装オープン後、初めて記者会見したHTBの沢田秀雄社長(HIS会長)は6月11日、夜の集客も狙った新規事業を発表し、入場者増に向けて意欲を示した。夏休み(7月17日~8月31日)期間中の入場者を前年同期より約10万人上回る30万~35万人とする計画だ。

   新装オープン後、HTBの入場者は順調に増えている。大型連休中(4月29日~5月5日)は前年同期比24.6%増の8万5700人を確保。4~6月中旬の入場者も前年同期を上回ったとされる。

   好調な要因の一つは料金の引き下げだ。従来の3200円の入場料を2500円(繁忙期は3000円)とし、園内の約2割を無料ゾーン化した。期間限定だが、平日の午後に入場無料時間も設けた。「入場料の高さがリピーター作りのネック」とされており、一定の効果があったとの見方は強い。ペット同伴の入場も解禁。1匹500円の料金さえ支払えば、ペットと一緒に入場できるユニークな仕組みも導入した。

   思いがけない追い風は空前の龍馬ブーム。2月末にHTB内に開設した「龍馬伝館」は5月中旬までに入場者は5万人を超えた。「新しくなったHTBと龍馬人気が相乗効果となった」と関係者は話す。今後は高速道路無料化も期待される。HTBへのアクセス道となる西九州道の30㌔(武雄JCT―佐世保中央)が無料化実験の対象区間となったためだ。

東洋一のアウトレットモール目指す

   HISの支援決定当初、「HISはいつ撤退するか分からない」という疑念が根強かった。佐世保市やHTB側がHISに対し、3年間経営しても黒字化できない場合などは「撤退もあり得る」との条件を認めたためだ。しかし沢田社長は県民球団長崎セインツ(佐世保市)の顧問に就くなど、地元密着色を強めており、「HTBの『顔』として定着してきた」(地元関係者)との声も出るようになった。

   活気づくHTB。しかし、「従来のHTBの延長線上にあるテーマパーク事業だけで再建はできないだろう」(関係者)との見方が強いのも事実。沢田社長が起死回生のため立ち上げを目指すのは「東洋一のアウトレットモール」だ。中国をはじめ海外からの訪日客を呼び込もうとの狙いで、高水準の医療を売りに、海外の富裕層を取り込む「医療観光」も柱としたい考えだ。しかしアウトレットや医療観光の具体策はまだ見えていないのが現状だ。

   ある地元企業は「ある程度の入場者動員はできており、評価はしている。だが中長期的な戦略が不明」と不安をにじませる。集客や収益増の抜本策はいつ見えるのか。注目が集まっている。

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