民主党内ぐじゃぐじゃ、すきま風 引退「撤回」鳩山前首相張り切る

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   参院選敗北後、小沢一郎前幹事長に会うことができないでいる菅直人首相に対し、鳩山由紀夫前首相が橋渡し役を買って出て張り切っている。反小沢派の一部との間にすきま風が吹き始めた菅首相は、党代表選を前に支持基盤が揺らいでいる。自らの引退表明を「とりあえず」撤回し、またまた「ブレ」を指摘される鳩山氏に調整役を期待して民主党は大丈夫なのだろうか。

   車に乗り込んだ小沢前幹事長が「よっ」とばかりに右手を挙げる、その小沢氏に対し車外で深々と頭を下げる鳩山前首相――。2010年7月22日夜にあった鳩山、小沢、輿石東参院議員会長の会談後に撮影した写真を23日付毎日新聞朝刊が掲載している。どちらが前首相なのか一瞬目を疑ってしまう光景と言えなくもない。

前原国土交通相が国家戦略室の縮小方針を批判

鳩山-小沢会談を伝える新聞各紙
鳩山-小沢会談を伝える新聞各紙

   小沢氏に会えない菅首相を尻目に、鳩山氏は22日、東京都内のホテルで小沢氏、輿石と会談した。名目は、輿石氏の議員会長4選のお祝いだ。鳩山氏は会談前、BS11の番組収録で「私が(菅首相と小沢氏の)2人の間を取り持つことはしないといけない」と語ったばかりだった。この日の会合で、早速「橋渡し役」を演じたのだろうか。鳩山氏は会談後、記者団に「(輿石氏の)再選祝いだ」と話しただけだった。

   菅首相は7月14日の会見で、参院選敗北について、「私の消費税に関する発言などで大変重い選挙になった」と「お詫びを含めた報告」を鳩山氏らにしたと話し、「小沢さんにお会いできれば、同じような形で申し上げたい」と語っていた。小沢氏との会談について「事務方に調整をしてもらっている状態」とも述べていた。それから1週間以上が過ぎているが、いまだ首相は小沢氏に会えない状態が続いている。

   菅首相は9月に党代表選を控えている。そんな中、菅首相に会おうとしない小沢氏の「沈黙」は、「代表選に立候補するのでは」「息のかかった対立候補を立てるのでは」などの憶測を呼んでいる。小沢グループは党内最大の約150人で、鳩山グループ約50人と合わせると、党全議員の約半数に迫る一大勢力だ。

   しかも、「反小沢」陣営も浮き足立っている。鳩山氏退陣後の菅氏擁立の際には「脱小沢」で歩調をそろえた前原誠司国土交通相は、菅政権が打ち出した国家戦略室の機能縮小方針を批判しており、すきま風が吹いている形だ。

鳩山氏、首相を「支持」の真意は

   「今こそ出番だ」と考えたのか、「橋渡し役」に名乗りを挙げた鳩山氏は、自身の引退表明を「とりあえず」撤回したばかりだ。10年6月2日の退陣表明の際には、テレビカメラの前で「次の総選挙に出馬致しません」と明言していた。それ以前にも、自民党を念頭に「首相まで極めた人がその後、影響力を行使することが政治の混乱を招いている」との考えを示していた。

   しかし、7月17日にあった地元北海道での後援会会合で、進退を再検討して11年春の統一地方選のころを目安に結論を出す考えを示した。まだ完全に引退宣言を撤回した訳ではないが、いずれにせよ「言を左右している」という、首相在任時の米軍普天間移設問題などの際の「発言のブレ」のイメージを増幅してしまったのは間違いないようだ。

   鳩山氏は7月22日の番組収録の際、代表選について「首をすげ替えれば済む話ではない。菅さんに代わったばかりで、降ろすという話にならない」と「菅首相支持」を打ち出した。菅首相は、こうした発言について記者団から聞かれ「大変温かい激励を頂いた」と喜んだ。

   鳩山氏の「支持表明」は今後も「ブレる」ことはないのだろうか。鳩山グループ内では、小沢鋭仁環境相が新たな勉強会を発足させる動きをみせており、鳩山氏の影響力にかげりが出ることも想定される。

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