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グリーンピースメンバーに有罪判決 鯨肉窃盗事件で青森地裁

   国際環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」のメンバー2人による鯨肉窃盗事件で、青森地裁は2010年9月6日、いずれも懲役1年、執行猶予3年(求刑: 懲役1年6月)の判決を言い渡した。弁護側は、「鯨肉横領を告発するための正当な行為」などと主張したが、小川賢司裁判長は、これを退けた。2人は、判決を不服として即日控訴した。

   判決によると、メンバーの佐藤潤一(33)、鈴木徹(43)両被告は08年4月、青森市内の運送会社支店に侵入し、調査捕鯨船の船員が自宅に送った段ボール箱入りの鯨肉約23.1キロを盗んだ。