押尾被告「一番会いたいのは息子」 ゆがんだ「家族愛」の行方

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   合成麻薬MDMA使用に絡む保護責任者遺棄致死罪などに問われた元俳優、押尾学被告(32)に懲役2年6か月の実刑判決が出た。一部の罪は認め、執行猶予付判決を得ようとしたが、思惑通りにはならなかった。公判を通じてにじんだ「家族」への愛を胸に、押尾被告は判決をどういう思いで聞いたのだろうか。

   「こんな子が彼女だったらいいなあ」。押尾被告の「もうすぐ3歳」になる息子は、「若いかわいらしいお嬢さん」を見ると早くもこんなことをつぶやくのだそうだ。

検察事務官役で元妻が好演

   押尾被告の元妻、女優の矢田亜希子さん(31)がテレビ番組「さんまのまんま」(フジテレビ系)で語った。放送は2010年9月12日。押尾被告の第6回公判の前日だ。

   矢田さんは、09年夏に押尾被告が合成麻薬MDMAの使用容疑で逮捕された直後に離婚した。事件発覚前にすでに別居生活に入っており、月に数回会う程度だったとされている。結婚したのは06年だ。

   矢田さんは、上記「さんまのまんま」で、出演中の同局ドラマのPRもした。ユニット「羞恥心」で知られる上地雄輔さん主演の「逃亡弁護士」で、矢田さんは検察事務官役だ。主人公は、濡れ衣を着せられ、無実を証明するため逃走するのだが、矢田さんが演じるのは「(主人公は)ひょっとしたら無実なのでは?」と捜査に疑問をもつ人物という、何とも微妙な役どころだ。

   押尾被告が保護責任者遺棄致死罪で追起訴されたのは2010年1月だ。ドラマは7月から放送され、9月14日に最終回を迎えた。時期が時期だけに、実際の裁判で(一部)無罪を訴える元夫とドラマの主人公が二重写しになり、矢田の好演も「感情移入しやすかったのか」と勘ぐりたくもなるタイミングではある。

   それはともかく、12日放送の「さんまのまんま」では、司会の明石家さんまさんは、押尾被告について直接的に矢田さんに質問することはなかった。7年ぶりの同番組への出演だときいて、さんまさんが「(その間)いろんなことがありましたねえ」「人生甘いもんじゃないでしょ、そんなに」と発言すると、スタジオの客席からは微妙な笑い声が起きていた。

119番通報しなかった理由の一つが「子ども」

   同番組で取り上げられた、矢田さんと押尾被告の子どもの話題は、押尾被告の裁判でも何度も登場した。9月13日の第6回公判で、男性裁判員から「今1番会いたいのは」と尋ねられ、押尾被告は「息子です」と答えた。14日の第7回公判でも、検察側は、押尾被告が女性の容体急変について119番通報しなかった理由について、「自分のMDMA使用が発覚し、仕事を失ったり子どもに会えなくなるなどと恐れ(略)」と指摘した。押尾被告が息子にこだわりを見せていることが伺える。

   また、13日の公判では、事件当日、薬物セックスの後、矢田さんとメールのやりとりをしていたことも明かされた。当時、「別居生活」ながらも夫婦間のコミュニケーションがあったことが分かる。

   「死にもの狂いで無罪を取る」。そんな押尾被告の「獄中手記」の一部が8月に女性誌「エッジ・スタイル9月号」に掲載された。その訴えは、自分自身へのものだったのか、それとも「家族」への宣言だったのだろうか。

   9月17日、東京地裁は押尾被告に懲役2年6か月の実刑判決(求刑は懲役6年)を言い渡した。焦点となっていた保護責任者遺棄致死罪は「致死」の部分が認められず、保護責任者遺棄罪が適用された。

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