長谷川洋三の産業ウォッチ 
キリン会長のM&A実践論:「一瞬のチャンスを逃さないことが重要だ」

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「強い企業と組むことは競争力の強化につながる。ただパートナーにふさわしい強い企業はそう多くはない。だから一瞬のチャンスを逃さないことが重要だ」

   キリンホールディングスの加藤壹康会長は2010年10月19日、「国際競争力を強化するには何が重要か」を尋ねた私にこう答えた。加藤会長はその例として、最近実現したF&N社の株式取得をあげ、「国外も国内も同じだ」と強調した。F&N社はマレーシア、シンガポールなどで飲料事業を幅広く展開している。

サントリー経営統合「世界で勝つためには必要だった」

   また失敗に終わった、サントリーホールディングスとの経営統合構想についても「世界で勝つためには必要だった」と指摘、「株式公開企業と同族企業の統治手法の違いだけが問題だった」と残念さをにじませた。

3年間でM&Aに総額1兆円投じる

   キリンビールは2006年から2009年にかけての加藤社長の時代、積極的なM&A(合併・買収)を進めた。国内ではメルシャンとの資本提携や協和発酵との経営統合、海外ではオーストラリア最大の乳製品メーカーのナショナルフーズ(NH),同第2位のデアリーファーマーズ、フィリピン最大の食品メーカーサンミゲル傘下のサンミゲルビールの買収などで、3年間に投じたM&A資金は総額1兆円にのぼる。その一環としてサントリーとの経営統合交渉もあったわけだが、「構想そのものは間違ってなかった」という。

   2010年3月にキリンホールディングスの社長職を三宅占二氏に譲ったが、グループ全体の価値を高めるため、グループ内のコミュニケーション強化の音頭取りをするなど、グループ経営による価値創造に汗を流している。最近産業界で流行の社員の英語教育についても「日本人だけの英語教育では意味がない。多様な人材があって初めて国際化が進む」と、人材の国際化の必要を強調していた。

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