尖閣流出ビデオで判明した「謎」 「中国船、ぶつかる意志」明確に

印刷

   尖閣諸島沖で起きた中国漁船との衝突事故の様子を収めたとされる動画が動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開され、事件の様子がだいぶ分かってきた。国会議員に約7分のダイジェスト版が公開された時には、「相手がぶつかってきた様には見えない」との声も出ていたが、今回の動画を見た人の大半が、「中国漁船からぶつかって来ている」と指摘している。

>>ユーチューブに掲載されていた動画はこちら(http://www.j-cast.com/2010/11/05080030.html)

「該船、巡視船みずきに接触した!衝突してきた!」

現場では、サイレンの音が鳴り響いた
現場では、サイレンの音が鳴り響いた

   2010年11月1日に国会議員約30人を対象に約7分のビデオ公開された際には、

   「逃げまどって当たった印象」(民主党・小林興起衆院議員)

   「う~む、この程度だったのか」(新党日本・田中康夫衆院議員)

と、中国側が意図的にぶつかってきたとの見方に懐疑的な議員もいた。だが、今回流出が確認された動画の長さは約45分。議員に公開されたものよりも、かなり長い。動画には、海上保安官の

「本船(よなくに)に船首を向けてきます。挑発的です」
「1056、該船、巡視船みずきに接触した!衝突してきた!みずき右舷船尾に衝突してきた!」

といった声が収められており、少なくとも衝突された巡視船「よなくに」「みずき」の乗組員は、「中国漁船がぶつかってきた」と受け止めていることが分かる。

   今回明らかになった動画を見た人も、同様の受け止め方をする人が大半だ。

   東海大学海洋学部の山田吉彦教授は、テレビ各局に相次いで出演、中国船の航跡からも、中国側から「ぶつかってきた」可能性が高いと分析している。また、中国船は、先頭部でぶつかってきていることを指摘。中国船が、比較的ダメージに弱い側面ではなく、船の中で一番高い先頭部を使って接触してきていることから、中国船は明確に「ぶつかる意志」を持っていたとみている。

   また、沖縄県の仲井真弘多知事も、

「われわれ素人には、相手漁船が寄ってきて、ぶつかったというふうに見える」

とコメントした。

   一方、仙谷由人官房長官は11月5日午前の会見で

「私が従前、捜査当初の段階で見たもの、それから先般、国会に提出する前段階で見たものと、違う部分があるような感じがした」

と、そもそものビデオの信憑性に疑問を投げかける発言をしている。

   それ以外に、今回のビデオからは明らかにならなかった点もいくつか残っている。

「船長の逮捕シーン」は含まれず

   石原慎太郎都知事が10月24日、フジテレビの報道番組「報道2001」の中で、「側聞」(人から伝え聞くこと)だと断った上で、ビデオの内容について

「海上保安庁の巡視船乗務員が海に転落し、中国側がモリで突いた」

などと言及。少なくとも今回明らかになった動画では、この場面は含まれておらず、石原知事の発言の真偽は、現段階でも不明だ。また、国会議員が公開を主張している、船員の逮捕シーンも、今回の動画には含まれていない。

   また、中国漁船の甲板には6~7人の乗務員がおり、上半身が裸の者が複数いる。他国の漁船が日本側に拿捕されるときは、時として、石を投げるなどの妨害行為が行われることもある。だが、今回の中国漁船には、そのような緊迫感は見受けられない。

   海保が撮影したビデオは2時間以上あるとみられ、撮影されたビデオがすべて公開されれば、これらの謎が解ける可能性もある。

インヴァスト証券

   FX投資家の中には、専門家顔負けの熱心な投資家がいる。おそらくはそんな人が「勝ち組」なのかもしれないが、少なくとも初心者が「儲かった」という話はあまり聞かない。FX投資歴5年のサラリーマン・高山俊之さん(仮名)もそんな一人だ。続きを読む

PR 2016/11/17

役立つねっと

   社内研修や業務サポートをもっと手軽で簡単に。オール優を導入すると ビジネスが変わります・・・ 続きを読む

PR 2016/11/30

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報

生き残るために「仕事くれ!」次はあなたの会社へGO!

カス丸「クビ」の崖っぷち!?

向田邦子、阿久悠、秋元康の作品から、現代の女性像を紐解く。

「女性と文化」WEB公開講座
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中