「地域医療賞」5人の医師に

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   「ノバルティス地域医療賞」の第18回目の受賞者が決まった。地域に密着した医療活動や保健衛生の向上に貢献した人たちに贈られる賞で、外資系製薬企業ノバルティスファーマ社が日本医師会の協力を得て運営している。

   今回の贈呈式は2011年2月初め、東京のホテルで行われた。受賞者は、高齢にもかかわらず真夜中の急患や往診に応じているという広島県府中市の宮下謙二医師 (84歳) 、アフリカ・ザンビアで10年間働いた経験のある神奈川県川崎市の山崎晴義医師 (76歳) 、眼科医として40年間も学校医を続けた群馬県太田市の曲淑子医師 (78歳) ら5人。

   都道府県医師会からの推薦を受けた地域医療の担い手が1994年から毎年5人(1 年だけ6人) が表彰されていて、これまでの受賞者は計91人。広島県の6人を筆頭に、東京・神奈川5人、宮城・埼玉・岐阜・兵庫・鹿児島・沖縄が4人など。なかには鹿児島県の離島で働き、マンガの「ドクター・コトー」のモデルになった瀬戸上健二郎医師もいるが、全国的には知られていない医師がほとんどだ。1人ひとりの活動をホームページで読むと、献身的に尽くす昔気質のお医者さんがまだまだ各地に健在とわかり、心強くなる。

   記者席からの質問に、今年の受賞者は「自分たちは一生懸命やっているが、紹介先の病院が弱体化しているのが気がかり」などと話していた。

医療ジャーナリスト・田辺功

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