フェラーリ「低燃費」で登場 CO2排出量25%削減

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   スイス・ジュネーブで開催しているモーターショーに、フェラーリが「低燃費」で従来の12気筒エンジンのCO2排出量の25%削減を実現したという「エコ」なスーパーカーを、2011年3月1日に発表した。

   初めての4人乗り4輪駆動モデルでもあり、アイドリングストップ性能をも組み込んだ「HELE(ハイ・エモーション/ロー・エモーション)・システム」で、燃費性能は100キロメートルあたり15.41リットルになる。

   腹に響くようなエンジン音とともに疾走したスーパーカーも、地球環境にやさしい「エコ仕様」に変身している。

あらゆる路面、地形でも「最高の走り」を提供

日本での「お披露目」が待ち遠しい(写真は「フェラーリ公式ホームページ」)
日本での「お披露目」が待ち遠しい(写真は「フェラーリ公式ホームページ」)

   デビューしたのは、「フェラーリFF(Ferrari Four)」。フェラーリの公式ウェブサイトによると、「歴代モデルの中でもっとも高性能かつバーサティリティに富むフェラーリ初の四輪駆動モデル」としている。

   特許を取得した独自のシステム「4RM(四輪駆動)」は、従来の四輪駆動システムと比べて重量を50%削減し、かつフロント47%、リア53%の絶妙な重量配分を実現。それによって、サーキットから滑りやすい雪道、砂漠のような荒れた地形まで、あらゆる路面コンディションや地形において「最高の走り」を提供する。快適性や洗練さを備え、「もっとも実用的」な4人乗りの高級スポーツカーともいう。

   これに、エコ性能を高めた。比べるまでもなく、トヨタの「プリウス」のようなエコカーには及ばないが、より「低燃費」、「CO2排出量の削減」を実現し、「アイドリングストップ」性能を加えた。

   現在、日本市場で販売しているフェラーリは8気筒エンジンを搭載した「458イタリア」と「カリフォルニア」。フェラーリの正規ディーラーによると、「カリフォルニアにもオプションでアイドリングストップ機能をつけることができる」そうだ。

   12気筒エンジンの搭載モデルの発売は、「フェラーリFF」がじつに8年ぶりになる。

腹に響く重厚なエンジン音は健在

   「フェラーリFF」の燃費性能は、100キロメートルあたり15.41リットル。CO2排出量の削減は、従来の12気筒エンジンより25%削減して1キロメートルあたり360グラムだ。それでも、時速0‐100キロメートルの加速が3.7秒、最高速度は時速335キロになる、「スーパーカー」としての高性能を維持している。

   もちろん、フェラーリ・ファンを魅了する重厚なエンジン音も健在。それでも、「オートマティック車ですし、エンジンを踏み込まない限りは静かです」。

   フェラーリの正規ディーラーは、「フェラーリFF」が日本市場で一般公開されるのは「おそらく6月のフェラーリ・フェスティバルになるでしょう」と話す。いまのところ販売価格も未定だが、フェスティバルの開催と同時に予約販売を開始。ユーザーの手元に届くのは秋ごろになる。

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