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菅首相、福島第1原発「津波の認識間違っていた」

   菅直人首相は2011年3月29日の参院予算委委員会で、深刻な状況が続いている東京電力の福島第1原子力発電所について、「(設置当時)津波に対する認識が結果として大きく間違っていたということは否定しようがないと思っている」と話した。社民党の福島瑞穂党首の廃炉にするのかという質問に対しては「一定の安定状況になった後に、専門家の意見を聞いて決めることになるが、その可能性は高いと思っている」と答えた。