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スポーツ施設の放射線量総点検

   福島県は5月10日、公共スポーツ施設99か所について、県独自に環境放射線モニタリング調査を実施すると発表した。

   本格的なスポーツシーズンを迎えて、これから学校以外での体育活動が増える。児童・生徒の安全・安心を確保するのが主な目的で、国の暫定基準値の毎時3.8マイクロシーベルトを目安に放射線量を調べる。

   対象は警戒区域を除く県北・県中地方を中心とした99か所。野球場など屋外運動場67、体育館など屋内運動場19、プールなど水辺施設8、その他の施設5。

   調査は5月12日から3日間。15日には結果が判明、施設の設置者である市町村、各種スポーツ団体に県が連絡する。

   放射線量が高い場合、各種大会の会場変更なども考えられ、暫定基準値を上回った場合には使用自粛となる可能性もある。