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郵便物、23年ぶりに200億通を下回る

   郵便事業(日本郵便)は2011年5月26日、昨年度(10年度)の郵便物(はがき、封書など)の取り扱い数が、前年度比3.7%減の198億1210万通だったと発表した。2001年度以来9年連続で減少が続いており、200億通を割り込むのは1987年度以来23年ぶり。

   今年度の減少幅は例年よりもやや大きかったという。郵便事業では「明細書などの発行がウェブに移行しつつあることが影響しているのではないか」(経営企画部)としている。取り扱い数減とJPエクスプレスの事業承継に伴う損失が響き、同社の2010年3月期の純損失は354億円となった。