被災生徒に毎月カンパ8千円 盛岡女子高の教職員たち

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   盛岡市の盛岡女子高(附田政登校長)では、実家から仕送りを受けられなくなった生徒に月8000円を「支給」している。全額、教職員のカンパ。生徒たちは学費や寮費を免除されており、8000円は日用品やクラブ活動に伴う費用に充てることができる。

   震災で収入の道を断たれた家庭の教育環境の維持が深刻な問題になりつつある中、6月5日、岩手日報が報じて反響を呼んでいる。

   対象の生徒は3年4人、2年4人、1年1人の計9人。スポーツ活動が盛んな学校で、うち8人はスポーツ奨学生だ。学費免除とは別に、教職員から毎月2000円から3000円を募り、4月から生徒に支給している。

   支援を受ける陸前高田市出身のバレーボール部員(3年)は弟を津波で亡くした。「一つの目標に向かい、みんなで頑張っていることが今一番の心の励み。インターハイに出場し、ベスト8に入ることが目標」と活動に打ち込んでいる。

   附田校長は「直接給付にはためらいもあったが、国や行政からの迅速な支援が期待できない中、学生生活を支援するためには一番効果的と考えた。1年生が卒業するまで続ける」と話しているという。

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