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「被災地に音楽を」 日本フィル、避難所でボランティア演奏会

   「被災地に音楽を」を合言葉に日本フィルハーモニー交響楽団は、東日本大震災で被害を受けた地域の避難所や学校などにメンバーを派遣し、ボランティアの演奏活動を続けている。すでに岩手県、福島県を中心に20か所以上でミニコンサートを開いており、2012年3月11日まで活動を継続する。

   日本フィルは阪神・淡路大震災の際にも、現地で演奏会を開くなどのボランティアを行っている。音楽活動が被災者を励ますものとして強く心に残り、それが今回の運動につながった。

   日本フィルでは、メンバーを被災地に派遣するための交通費・宿泊費などの寄付を募っている。また、演奏ができる会場や場所などの情報提供も呼びかけている。振込先・連絡先は、日本フィルのホームページで。

   この運動は仙台フィルハーモニー管弦楽団と協力して進めており、宮城県では仙台フィルが直接避難所を訪ねてのコンサートをボランティアで行っている。