世界一のスパコン「京」 成果還元なら企業に無料開放

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   理化学研究所は「世界一」のスーパーコンピューター「京」を、企業が商品開発などの営利目的で使用することを認める。「京」の産業利用を認めることで、日本の産業競争力の向上に役立てる。

   利用企業が計算の成果を公開する場合は無料にするが、非公開の場合には使用料を取る。理化学研究所は、「産業利用の場合は計算データを社会に還元することが前提ですが、企業秘密の部分もありますから、そこは配慮します。ただし、非公開の場合は運用費などの実費分を踏まえて徴収します」と説明。使用料は現在、検討中だ。

   利用企業は「世界一のスパコンが計算」などとPRできるので、商品の知名度向上に生かすことができる。

   東日本大震災の時と同じ規模の巨大津波を再現しようとすると、地球シミュレータ(02~04年まで世界一だったスパコン)では2時間かかるが、「京」を使うと数分間ですむ。使いやすいソフトウエアも準備するという。

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