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三陸鉄道の4人、銀河鉄道が「友情雇用」

   いわて銀河鉄道(本社・盛岡市)は、東日本大震災以降、大半の区間で運休が続いている三陸鉄道(本社・宮古市)の社員4人を8月1日から1年間、正社員として採用する。銀河鉄道が7月25日発表した。

   4人は42歳から50歳までの男性社員で、現在は運転士や線路の維持修繕などを担当している。7月31日付で三陸鉄道を退職、銀河鉄道で研修を受けて12月から車掌業務に就く予定。

   三陸鉄道は、南リアス線の全区間と北リアス線の一部区間で運転ができなくなっていて、全面復旧は順調にいっても2014年春になる。このため、期間限定で社員の受け入れを銀河鉄道側に要請していた。4人は1年経ったら三陸鉄道に復帰する予定。

   銀河鉄道は、東北新幹線の並行在来線(東北線)のうち、盛岡以北、青森県境までを運営している。正式名称は、IGRいわて銀河鉄道。これまでも、盛岡駅での三陸鉄道グッズの販売などの支援を行ってきた。