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8月の新設住宅着工、14%増 被災地3県そろってプラスに転化

   2011年8月の新設住宅着工戸数は、前年同月に比べて14.0%増の8万1986戸で、5か月連続で増えた。国土交通省が2011年9月30日に発表した。

   8万戸を超えたのは2か月連続で、国交省は「上昇の幅が比較的大きく、持ち直しの動きが見られる」としている。貸家は9.8%増の2万8372戸で、3か月連続で増加した。分譲は31.2%増の2万1763戸。18か月連続の増加で、このうちマンションは61.6%増の1万694戸と5か月連続の増加となった。

   地域別では、沖縄を除く9地域で上昇。東北は18.5%の増加。なかでも岩手、宮城、福島の3県が東日本大震災後、初めてそろってプラスになった。