清武巨人代表たった一人の反乱か ナベツネ「クーデター」までいくのか

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   読売グループに激震が走った。2011年11月11日、巨人軍の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)が、文部科学省で記者会見し、球団人事に渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆)が不当に介入していると涙ながらに訴えたのだ。

   「ナベツネ」のニックネームで知られる渡辺氏は20年以上に渡って、読売巨人グループのトップに君臨してきたが、近年は「老害だ」との批判も出ていた。今回の清武氏の動きは、「ナベツネ王国」のクーデターに繋がるのか。それともたった一人の反乱で終わるのか。

「プロ野球を私物化するような行為を許すことはできない」

   清武氏は会見の中で、渡辺氏について、

「大王製紙やオリンパスのように、企業の権力者が会社の内部統制やコンプライアンスを破ることはあってはならない」
「不当な鶴の一声で、愛する巨人軍を、プロ野球を私物化するような行為を許すことはできない」

と、すでに広く知られている独裁ぶりを改めて批判。記者から「普通の会社であれば、会長ひとりが反対をしても、他の人が人事を決めるのではないか。会長の反対を押し切って本来の人事をすることはできなかったのか」と問われても、清武氏は、

「できないから、ここ(文部科学省記者会の会見場)に私はいる」

と言い切った。

   また、

「長い盟友、大先輩としてやってきたオーナーなので、彼にも、この悩みは話し、同様な気持ちも持っているのではないかと思う」

と、桃井恒和オーナーと問題意識を共有していることを強調した。

   ただし、桃井氏は同日夜に開いた会見で、清武氏の行動について

「驚くと同時に個人的にも残念」
「かばえない」

と述べており、両者の間には温度差がある。

   清武氏は1975年に読売新聞入社。東京本社社会部時代の1991年には、野村・日興・大和・山一の「四大証券損失補填問題」をスクープするなど、特ダネ記者として知られていた。球団代表に就任したのは04年だ。一方の桃井氏も社会部出身で、犯罪報道を主に担当。04年8月、社会部時代の上司でもあった滝鼻卓雄氏から球団オーナーを引き継いでいる。

   いわば、巨人軍のトップは「滝鼻-桃井-清武」という社会部人脈が続いてきた。

内山前本社社長の退任を巡り確執?

   ただし、清武氏は桃井氏が会見に同席しなかった理由を問われ、

「やっぱり、これは私の決断ですから」

と、独自の判断で会見に臨んだことを強調している。滝鼻・桃井両氏は渡辺氏との距離が比較的近いとされることもあり、「複数の幹部が結託してクーデターを起こした」と見るには早計に過ぎるようだ。

   清武氏は「週刊ベースボール」誌上で「野球は幸せか!」と題したコラムを隔週で掲載しており、球場に足を運んで選手をねぎらう姿も多く目撃されている。

   会見でも、

「岡崎ヘッドコーチには土下座しても足らないくらい」
「現場との距離が大事」

と述べており、現場を代表する形での「独自の戦い」の可能性もある。

   ただし、渡辺氏の側にも衰えが指摘されている。11年3月に長年の盟友だった氏家斉一郎日本テレビ会長が死去し、渡辺氏は読売新聞に「全身の力が抜けていく思い」という異例のコメントを寄せている。さらに、内山斉・読売新聞グループ本社社長が11年6月退任したことについても、業界内ではさまざまな憶測が飛び交っている。表面上は健康上の理由で退任したとされているが、新聞業界内では「渡辺氏との確執の末の失脚」との受け止めている人が多く、中には「いわゆる『押し紙』問題で、渡辺氏が内山氏を罵倒した末の退任」なのではないかとの声もあり、ゴタゴタが続いている。

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