中国船長が韓国警察官を「刺殺」 韓国ネットでは怒り爆発

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   韓国の海洋警察官2人が違法操業中の中国漁船の船長に殺傷される事件が起き、韓国で反中感情が急速な高まりをみせている。メディアも中国に対して強い態度で臨むべきだとの論調が大半だ。ただし、韓国と中国は互いに重要な貿易相手国でもある。このことから、両国政府は事態の早期収拾を図りたい考えで、対決姿勢は見えない。このことから、ネット上では韓国政府に対しても「弱腰外交」などと矛先が向けられている。

08年にも中国漁船とのトラブルで犠牲者

   韓国メディアによると、2011年12月12日朝、韓国海洋警察の警備艇が、朝鮮半島西側の黄海沖の韓国の排他的経済水域(EEZ)で、違法操業中の中国漁船を発見。漁船は警備艇の警告放送に耳を傾けなかったため、警察官が船に近づいて乗り込んだところ、9人の船員が凶器を振り回して抵抗した。漁船の船長は一度は取り押さえられたかに見えたが、突然暴れだしたという。船長は操舵室にあった包丁で警官の腹部を刺し、この警官は出血多量で死亡した。それ以外にも、警官1人が切りつけられて負傷した。

   海洋警察の警察官が中国漁船とのトラブルで犠牲になったのは、これが初めてではない。08年9月には、黄海上で違法操業していた中国漁船を摘発しようとした警察官が船員にシャベルで頭を殴られ、海に落ちて死亡している。さらに、今回警察官を殺害した中国人船長は、11年4月にも、韓国南部の済州島沖で摘発されていることが分かっている。

   この間、中国と韓国は再発防止策を協議していたが、これが機能しなかったという点でも、韓国国民の怒りを増幅させているようだ。

   ただし、中国・韓国はお互いに輸出依存度が高く、事態を長引かせたくないのが本音で、これを韓国政府の「弱腰外交」だとして批判する声も相次いでいる。例えば朝鮮日報は社説の中で、

「違法行為を平然と行う中国人たちは、こちらが弱腰だと間違いなくそれにつけ込み、さらに悪質になるのは目に見えている」

と主張し、

「まずは早急に予算を配分して取り締まり用の艦艇を補強した上、海洋警察官に対し現場で武力を使用する権限をこれまで以上に与えるべきだ」

と、取り締まり体制の充実を訴えた。東亜日報も、中国漁船を「事実上『海賊』も同然」と表現している。

中国外務省、批判受け「遺憾の意」表明

   ネット上の怒りも大きく、例えば朝鮮日報のコメント欄は、

「我々の外交部は中国の顔だけ見ているのか」
「確実な報復をしないと再発する」
「中国という国が、どれだけ野蛮か知らしめないといけない」

と、中国と韓国の両政府に矛先が向けられている。

   なお、中国外務省は、事件直後の12月12日の段階では、

「韓国側と緊密に協力して、事件を妥当に処理したい」

と謝罪をしぶっていたが、この発言をきっかけに「謝罪がない」などと中国批判が加速したため、12月13日の会見では

「不幸な事件」
「遺憾の意を表明する」

と、韓国世論への配慮を見せたが、明示的には謝罪していない。背景には、中国は海洋権益の拡大に向けて海軍を増強しており、謝罪で「弱腰」批判が起こることを避ける狙いがあるものとみられる。

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