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パナソニック、津賀専務が社長に昇格 経営刷新で出直し

   パナソニックは2012年2月28日、大坪文雄社長が代表権のある会長となり、後任に津賀一宏専務を昇格させる人事を発表した。中村邦夫会長は相談役に退く。6月27日の株主総会後の取締役会で正式に決める。

   同社は2012年3月期に過去最悪の7800億円の赤字(税引き後)に陥る見通しで、経営陣を刷新して立て直しを図ることにした。

   津賀氏は55歳。マルチメディアやネットワークの担当が長く、AVCネットワークス社社長などを歴任した。11年4月以降は薄型テレビ事業の構造改革に取り組んできた。